14-1選手権の応援にいく | 行け! 武蔵小山撞球隊

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長年性懲りもなくビリヤードをつづけてきたおじさんが、
なんだかんだといい加減なことを綴ります。

 

5/18に一泊二日で江戸に行きました。

全日本14-1選手権の応援です。

さっそく選手紹介を始めますが、私はずっとロサにいて他の予選会場を見ていませんので、ロサ限定の選手紹介になります。

 

 

まずは飯間P。

ジャパンオープンを2連覇してノリノリです。

14-1選手権も何回か優勝していてもおかしくないんですが、まだ優勝がないのはやはり試合には実力以外の何かがあるんでしょうね。

自分の店で定期的に14-1のトーナメントを開催するなど普及にも熱心で、日常的に14-1をやっている数少ないプロの一人です。

 

というわけで上の写真ですが、どの順番で取るんでしょうね。

サイドの球を狙うのに下を撞いているので、次はフットの周りにある3つのうちまん中の球(7番?)ですかね。

その次は、えーと・・・すぐ近くの青っぽい球も片付けておきたいですが、後はフリ次第ということで。

 

 

藤田君。

10年くらい前に作った東京14-1倶楽部を、私が引っ越す時に彼に譲りましたが、今はプールラボ14-1クラブとして月1回やっているそうです。

「ちゃんとBOSSの名前は残してますよ。」

と言うので何だろうと思っていたら、

 

 

スコアシートに「BOSS派」とある。

とても律儀な男で感心しましたが、ちょっと考えるところがあって消すように言っておきました。

 

このサークルはちょっと変わったやり方をしていて、まず持ち点がない。

ということは、対戦しても勝ち負けがない。

1時間撞いて何イニングで何点出せたか、ハイランは何点だったか、それを集計して自分の実力を知る、そういうサークルです。

それで人が集まるのかなと思ったら、定員12名が1週間ほどで埋まるそうです。

いかにも理数系の藤田君らしいですが、こんなやり方もあるんですねえ。

よろしかったら参考までに。

 

 

こちらは藤田君のサークルのメンバーのアンディさん。

エリートイギリス人で、ビリヤード界でも指折りの偏差値を誇ります。

なんといっても物理の博士ですから。

初日はかなり上まで勝ち上がっていました、

 

「BOSS派」とか書いていると、こういう人から、

「先生。1回お願いします。」とか挑まれるんですよ、きっと。

それでうっかり対戦してアベレージ.2とか出したらどうしてくれる。

今まで散々能書きを言って、ある時なんか14-1動画の解説までしておいてAV.2だったら、私はただちにブログを閉鎖して山奥に引っ越すしかないのですから、「BOSS派」を消すように頼んだわけです。

っていうか、消せ。

 

 

まあそれでも、写真左の男だけは軽くヒネっておきました。

彼は私の一番弟子でプールラボ14-1クラブ名誉顧問の河野君。

今頃は泣き泣きペットのカブトムシに餌をやっていることでしょう。

 

 

神箸渓心P(かみはしけいしん)。

昨年の優勝選手です。

彼はイギリスでスヌーカーの修行をしていたので、14-1は得意種目かも知れません。

スヌーカーと14-1はけっこう似たところがありますからね。

 

彼が中学生の頃、「次に会う時には勝てんな。」と思って対戦したことがありますが、あの時やっておいて本当によかったとつくづく思います。

 

 

渓心の球を一つだけ紹介しておきます。

神経痛が出そうなこんな球を、うまくやるもんだ。

将来は一時代を築いてくれるはずです。

 

 

川端P。

渓心のたった一球のミスを捉えて大逆転したのは流石です。

 

「今度みやこ14-1のメンバーに稽古をつけておくれ。」とお願いしたところ快諾してくれました。

さっそくメンバーに伝えたら、みんな大喜びだったので楽しみです。

 

(追記)

後日みやこ14-1の3人で行って、月に1回レッスンしてもらえることになりました。

 

 

ありがたいことです。

感謝します。

 

 

羅立文P。

14-1の世界ランカーで、彼のハイラン記録302点を塗り替えるのは彼しかいません。

US14-1に出場した時に解説者が「世界一美しい14-1」と評しましたが、この日も多くの観客を釘付けにしていました。

 

羅立文の14-1は正確無比で、囲碁や将棋でいうヨミが深い。

入れが堅い上に手球が手で置いたようにビタビタに止まるのは手品を見ているようなもので、手品のついでにポケットから鳩が出てきたらおもしろいでしょうね。

 

 

試合の途中で抜け出して、原宿に向かいました。

原宿の相馬が5月末で閉店すると聞いて、この店は3Cを教えてもらった思い出の場所なので顔を出したわけです。

 

写真右角のガラス張りのビルに相馬はありましたが、ここは原宿駅の目の前、竹下通りの入り口なので、まず間違いなく日本一の立地の球屋だと思います。

ただしビルが古くなったので壊すとのこと。

せめて私がビリヤードをやっている間は続けて欲しかったのですが、まあ仕方ないですね。

師匠や常連さんに何ゲームか撞いてもらって、気が付いたら夜の12時になっていました。

 

 

もう原宿に来ることはないだろう、と思って駅を撮っておきました。

以前相馬所属の田中潤Pに「優勝したら駅前で花火を打ち上げてやる。」と言ってたら本当に優勝したので慌てたことがあります。

ここで花火を打ち上げたら10分以内に逮捕されるでしょうね。

 

原宿にはけっこう通いましたが、ハッと気が付くと相馬と明治神宮しか知らん。

明治神宮は駅の向こう側にあります。