行け! 武蔵小山撞球隊

行け! 武蔵小山撞球隊

長年性懲りもなくビリヤードをつづけてきたおじさんが、
なんだかんだといい加減なことを綴ります。

 

 
おひさしぶりです。
wifiの工事を待っていたら、すっかり夏になりました。
この記事は6月に途中まで書いていたので、上の写真がアジサイになっとる。
ま、いいか。
 
 
行きつけの碁会所が閉店するそうで、私の遊び場がまた一つ減りました(T_T)
 
 
それがここ。
新世界のジャンジャン横丁にある三桂クラブです。
 
 
壁には戯曲や歌にもなった王将阪田三吉(さかたさんきち)の写真があります。
 
 
ジャンジャン横丁はわが家から通天閣に行く時の通り道で、初めて三桂クラブに行った数日後に歩いていると席主が追いかけてきて、
「あんた強いねえ。常連さんが「えらい強いなあ。ありゃ何者や」とびっくりしてましたで。また来ておくんなはれ。」
うまいことおだててくる。
ついおだてに乗ってちょくちょく行くようになったのですが、その後も歩いているといつも追いかけてきて、
「今いい相手が来てますよ。一番どうですか?」
そうやって連れ込まれるので、私は急いでいる時は見つからないように他の通行人の影に隠れて店の前を通り抜けていたのです。
 
この店は戦後すぐにできて今の席主で3代目の老舗なので、閉店と聞いてテレビや新聞の取材が来ておりました。
私は産経新聞のインタビューを受けたところ、相手がなかなかの美人だったので、
「ところであなたはオードリーヘップバーンに似ていますね。いやー驚いた。LINE教えてドキドキ
とおだてましたが、教えてくれませんでした。
おだてはここの席主の方が上手だったようです。
 
 
碁会所は斜陽で、私が江戸に出た2000年ころには目黒の駅周辺だけでも2軒の大型店があったのが、その後インターネットの普及でネット碁ができてからあっという間に2軒とも潰れました。
私としてはネット碁より対人で打つのが好きなんですが、今では碁会所はめっきり減ってしまってさびしいですな。
 
ビリヤードと囲碁が趣味と言うと若い頃は「趣味が年寄り臭い」と言われていたのが、いよいよ自分が年寄りになったので、
「よっしゃ! ワシの時代が来たぞ!」
と喜んでいたら、ビリヤードは球が入らなくなり碁会所は減った。
うまくいかないものです。
 
そもそも私にとってはビリヤードの人が碁も打てれば一番いいんですけど、ビリヤードの連中は基本的に文化水準が低いので囲碁なんか知りゃしない。
ビリヤードを始めた50年前からずーっと思い出してみても、碁を打ったのは田中忍Pと故池田淳一の二人だけだ。
これじゃどうにもならん。
池田淳一とは箱根の宿に一泊して碁の勝負をしたが、そういうのはもう一生ないだろうね。
 
 
この前チャリをgetしたので、もうビリヤードも囲碁もほどほどにしてこれでドライブしようかな。
今後は趣味を聞かれたら「ドライブ」と答えてやろっと。
 
家の近くでチャリの撮影をしていると、
 
 
こんなのを見つけた。
24時間のトレーニングジムです。
 
ドライブもいいけどこれもいいなあ。運動不足だし。
いま迷っています。