レストを短くする話のつづき | 行け! 武蔵小山撞球隊

行け! 武蔵小山撞球隊

長年性懲りもなくビリヤードをつづけてきたおじさんが、
なんだかんだといい加減なことを綴ります。

 

やれやれ。

この前までポカポカ暖かくて春じゃ♪春じゃ♪と喜んでいたら、あっという間に冬に逆戻り。

温度差について行けなくて弱っております。

 

 

春か冬かはっきりしろー

 

 

 

さて、レストを短くする話のつづきをやってみましょうか。

 

 

前回書いたように引きではいろいろできるんですが、押しでレストを短くしてもあんまり変化がないんですな。

どうもビリヤードにはよくわからん事が多い。

 

 

まあ、よほど変てこな撞き方をすればこの辺りまでは来ますけど、これ以上研究しても新技術が出てくる雰囲気はないです。

 

 

こうしてあれこれ試しているうちに、副産物がありました。

それはキューミスがものすごく減ることです。

 

 

例えばこの8番から9番。

怖いのはキューミスだけですけど、こういう時にレストを短くすると安心して引けるわけです。

 

 

レストを短くすると突っ込めないのでパワーはかなり落ちますけど、この程度の引きならだいじょうぶ、引けます。

 

 

 

これはレストの長さを変えて引いてみました。

練習後に撮影したので足がふらついとる。

次に撮影するときは、練習前にしなきゃいかん。

 

 

ここまで書いてきて言えることは、

レストを短くした方がヒネれる。撞点や撞き方に敏感に反応すると思います。

ということは、入れるだけだったらレストを長くした方が入れやすいかもしれませんが、その代わり撞点はズレやすいのでこの辺はむずかしいところでしょうね。

 

以上、私の研究成果でした。

 

 

衝撃の後日談があります。

 

 

碁の相手は「みやこ」の田中忍P。

彼は四つ球、ボークラインからアーティスティックもやるキャロムのプロで球の性質を熟知しているので、私は100%の信頼をもって球の相談をしています。

 

この日も碁を打ちながら話しておりました。

私が球によってレストの長さを変える話をすると、

「うむ、その通りです。さっきはその動画を撮ってたんですね。」

「でも・・・」

 

 

「レストの話、キャロムの選手はみんな知ってますよ。」

 

 

「ええっ! そうなんですか!」

「だって、知らなかったらゲームになりませんから。」

 

 

ああ、早く聞いとけばよかった。

今までのワシの研究は何だったんだ。

えらい遠回り。

グァム島に行くのに北極回りで行った気分だ。