対小杉戦5ラック目です。
このセットも店内に流れる音楽に著作権者が文句を言ったらしく、音がありません。
数ある持ち歌の中から秋らしいのを選びましたので、どうぞボリュームを大きくしてご覧くださいませ。
台上に単独で入れのある球は3番4番と中央の12番、この3つしかありません。
この3つを組み合わせて最後にかたまりを壊すにはどうするか。
まずは3番から4番に出します。
4番からグルリと回して12番に出し、12番をサイドに入れてかたまりを壊す作戦ですが、これが少し弱くて困った事になりました。
フリが少なく土手に近い。
やむを得ず押して、かたまりを下から壊しに行きましたが、
当初の予定は、もう少しフリをつけて上から壊すつもりだったと思います。
こちらの方がよく割れそうですね。
セーフティーです。
これがなんとも言えないところで、公式戦でしたら1番ではなく手前の5番に当てたかも知れません。
それですと、次の私もセーフティーになる。
セーフティー合戦を嫌った小杉選手は1番に当て、かたまりの中から10番を蹴り出して誘い球作戦で来ました。
いよいよ私の番。
10番を入れて11番に出し、次に11番を入れてかたまりをぶち壊す。
そして私は言うのです。
・・・という予定だったのですが、飛ばしてしまいました。
年ごとに遠い球が見えなくなって今や私は「射程距離1メートルの男」ですので、こういう球は滅多な事では入りません。
残念なことです。
2番に当てて止めました。
正確なものです。
この局面。
みなさんはどうされますか?
と言っても、狙える球は5番と6番だけですが。
小杉選手は迷った末に6番をサイドに入れて2番に出しました。
2番の次は14番の予定ですが、5番から14番に出すよりも2番から14番に出す方が自然ですので、私もこのプランに賛成です。
5番からキーボールに出します。
念のために書いておきますと、こちらのフリは良くないと思います。
2クッション目からのラインがブレイクボールのシュートラインを横切る形なので、力加減がむずかしい。
こちらのフリの方が、クッションから出てくるラインがブレイクボールのシュートラインと大体平行ですのでイメージしやすいわけです。
『ただいまの途中経過』
小杉 43ー26 BOSS
普段の彼はよく笑う男で、笑い上戸の事を関西弁で「ゲラ」といいますが、なかなかのゲラです。
それが、ゲームになると無表情で淡々と撞く。
ビリヤードは性格をそのまま反映しないのかも知れませんね。
私はどちらかというと表情の豊かな選手の方が好きです。
だって、ファンとしてはその方が選手と一緒に喜んだり悲しんだりできますし、第一ナイスショットの後にムスッとしているのってムッツリスケベみたいだ。
それで、彼に苦情を言ったことがあります。
明日から1週間くらいインドネシアに行ってきます。