14-1動画の解説4 | 行け! 武蔵小山撞球隊

行け! 武蔵小山撞球隊

長年性懲りもなくビリヤードをつづけてきたおじさんが、
なんだかんだといい加減なことを綴ります。

 

小杉純一VS私の4ラック目です。

「小杉さんばっか撞いててつまんなーい」

という全国の女性BOSSファンのみなさん、もう少しの辛抱ですぞ。

 

 

ナインボールなどで「3球先を考える」ってのがあります。

基本的な練習に「3球取り切り」ってのもありますね。

3球セットで考えるのは14-1にもあって、本日はこのあたりを少し書いてみようと思います。

 

 

 

 

この局面では、3番を左下コーナーに入れる時に手球でかたまりを壊すのが目に付きます。

そこでまず13番を入れ、

 

 

続いて6番を入れ、

 

 

待望の3番でかたまりを壊しました。

つまり、先に13番と6番を入れたのは、3番にポジションするための下拵えだったわけです。

「3球取り切り」みたいなものですね。

 

 

少し進行したこの局面。

みなさんはどの順番で行きますか?

10番を左上コーナーに入れる時に残ったかたまりを壊したいところですが、今すぐは10番のフリが反対になっています。

 

 

小杉選手は15番から行きました。

 

 

そこから11番を入れ、10番のフリを作り直したわけです。

 

 

そしてかたまりを壊しに行きます。

さっきの例と同じで、手球をこの位置に持ってくるために15番と11番を入れたわけです。

 

ただしこのショットは失敗で、2番ではなくて4番に当てたかったはずです。

4番に当てればかたまりはバラバラになりそうですね。

 

 

全国の女性BOSSファンのみなさん、お待たせしました。

いよいよ私の撞き番ですぞ

 

8番を入れてかたまりに当てに行ってる様子なんですが、いきなり大空振りしてしまいました。

 

 

ま、イチローでもたまに空振りしますからね。

わははー

 

 

4-12のコンビがきまって、9番ブレイクボールもできましたけど、このデタラメな力加減はなんだろう?

自分でやった事なんですけど、いくら考えてもわかりません。

 

うーむ・・・

 

 

4番から2クッションで7番に出すつもりがスクラッチ。

見事な引きのカーブですね

私、思わず見とれてしまいました。

 

 

スクラッチした時は、入った球はフットに戻します。

この球は練習しなきゃいけません。

 

 

『ただいまの途中経過』

小杉 29ー26 BOSS

 

 

映像を見ますと、ブレイクを当て損ねた後に小杉選手はチョークで台をポンと叩いていますが、これは失敗した時の彼の癖です。

この対戦は20年ぶりくらいでしたけど、20年前と同じようにチョークで台をポンと叩くのを見るとホッとします。

 

私は癖の多い方だと思いますが、全体的に下品なのが多い気がする。

ちょっと高級な癖を会得しなきゃいけませんね。

織田信長みたいに、戦いの前に詩吟を一節うなるのはどうだろう?

 

考えてみます。