小杉純一VS私の4ラック目です。
という全国の女性BOSSファンのみなさん、もう少しの辛抱ですぞ。
ナインボールなどで「3球先を考える」ってのがあります。
基本的な練習に「3球取り切り」ってのもありますね。
3球セットで考えるのは14-1にもあって、本日はこのあたりを少し書いてみようと思います。
この局面では、3番を左下コーナーに入れる時に手球でかたまりを壊すのが目に付きます。
そこでまず13番を入れ、
続いて6番を入れ、
待望の3番でかたまりを壊しました。
つまり、先に13番と6番を入れたのは、3番にポジションするための下拵えだったわけです。
「3球取り切り」みたいなものですね。
少し進行したこの局面。
みなさんはどの順番で行きますか?
10番を左上コーナーに入れる時に残ったかたまりを壊したいところですが、今すぐは10番のフリが反対になっています。
小杉選手は15番から行きました。
そこから11番を入れ、10番のフリを作り直したわけです。
そしてかたまりを壊しに行きます。
さっきの例と同じで、手球をこの位置に持ってくるために15番と11番を入れたわけです。
ただしこのショットは失敗で、2番ではなくて4番に当てたかったはずです。
4番に当てればかたまりはバラバラになりそうですね。
全国の女性BOSSファンのみなさん、お待たせしました。
8番を入れてかたまりに当てに行ってる様子なんですが、いきなり大空振りしてしまいました。
ま、イチローでもたまに空振りしますからね。
4-12のコンビがきまって、9番ブレイクボールもできましたけど、このデタラメな力加減はなんだろう?
自分でやった事なんですけど、いくら考えてもわかりません。
4番から2クッションで7番に出すつもりがスクラッチ。
私、思わず見とれてしまいました。
スクラッチした時は、入った球はフットに戻します。
この球は練習しなきゃいけません。
『ただいまの途中経過』
小杉 29ー26 BOSS
映像を見ますと、ブレイクを当て損ねた後に小杉選手はチョークで台をポンと叩いていますが、これは失敗した時の彼の癖です。
この対戦は20年ぶりくらいでしたけど、20年前と同じようにチョークで台をポンと叩くのを見るとホッとします。
私は癖の多い方だと思いますが、全体的に下品なのが多い気がする。
ちょっと高級な癖を会得しなきゃいけませんね。
織田信長みたいに、戦いの前に詩吟を一節うなるのはどうだろう?
考えてみます。