そろそろお屠蘇気分が薄らいできましたね。
私のオツムも少しづつ右回転を始めたところです。
えっ?
まだ飲んでるんですか?
いけませんなあ・・・
酒をダバダバ飲むばかりが能じゃありませんぞ(・ω・)/
さて、第2回14-1練習会ですが、
1/26(日)12:00~18:00
サンビリ(荻窪)
前回同様ペアマッチを予定しています。
14-1に興味はあるけどスコアの付け方がわからない、という「隠れファン」が全国に30万人くらいおられるはずですのでぜひご参加くださいませ
サンビリ(荻窪)のゲーム代は6時間パック1800円です。
前回も書きましたけど、参加表明は、
●当ブログへのコメント
●shinji0311japan@yahoo.co.jp
●直接
いずれの方法でも構いませんのでよろぴこ
14-1の集まりを催すからには、まずは14-1に対する偏見を取り除かなければいけませんね。
ふだん私は誰彼なく捕まえて「14-1やろ14-1やろ」と営業していて、その姿は宗教団体の勧誘員そのものですが、ここに大きな障害があったのです。
それはですね。
みなさんは初めて14-1をやった時、上級者から、
「10年早いわ。けっ!」
とか言われたことはありませんか?
これなんですよ。
14-1はむずかしいゲーム
これ、誰が言い出したんでしょうね。
もちろん14-1は簡単ではありませんけれど、それを言ったらナインボールもローテーションも、あのゲームもこのゲームも全部むずかしいです。
むずかしさの種類が違うだけで、簡単なゲームなんかありませんよ。
ところが、14-1だけが「むずかしいゲーム」と敬遠され「10年早い」とののしられる(´・ω・`)
この都市伝説の化けの皮を剥ごうと思います。
これはたぶん、歴史に問題があるんでしょうな。
20年ちょっと前まで、14-1は全日本選手権の正式種目でした。
ナインボール、ローテーションと14-1の3種目でやっていたわけです。
しかもこの頃は、名称が「全日本プロ選手権」というくらいでアマチュアは出場できませんでした。
一方アマチュアの側ですが、大阪十六夜会、三水会では種目はローテーション、それで普段はジャパンですので、ナインボールとローテーションはやるのですが、14-1だけはやる機会がないんですな、これが。
つまり、
14-1はプロだけの種目
だったわけです。
いえいえ、やるのはもちろん自由なんですけどね。
でも、上達しても試合がなかったのですよ
そういう事情ですので、例えば大阪には「大阪14-1研究会」(OPBC)というのがあっても、参加資格は「プロ又はプロをめざす者」に限られていて、一般アマでは参加すらできませんでした。
14-1さんの家を訪ねて呼び鈴を押したら、2階の窓が開いて、
「何の用だ。」
そんな感じで、おそろしく敷居が高かったのです。
この状況でアマチュアが14-1をやっていたら、あらぬ噂が立つわけですよ。
「なんだ? プロをめざしてるのか?」
「あいつの腕じゃ無理無理。」
「14-1の前に練習することがあるだろ!」
「10年早いわ。」
無茶苦茶ですな。
風評被害です
プロだけの種目=むずかしい
この風評が、20年経った今も続いている。
それだけの事ですよ。
あと、「女子には14-1は無理」という説があります。
これには一応の根拠があって、それは、
こんな球とか、
こんな球。
球屋の天井が震えるようなハードショットを要求される場面ですが、
「女子にこんなショットをできるのかい? できないなら14-1は無理。」
そういう意味だと思います。
でも諸君!
上の2つの球は、男女の関係なくむずかしい球ですぞ!
正直なところ、男子の最上級者でも顔をしかめるような球ですので、これを以て「女子には14-1は無理」と言うのはイチャモンです。
ビリヤードにはいろいろな種目がありますが、私は全部やってみるのがいいと思っています。
食わず嫌いはいけませんな。
エニーの種目の中に「FUJIYAMA」というのがありますが、
この状態から試合開始です。
もう、ワケがわからないでしょ?
でも、このゲームにはこのゲームのむずかしさがあるのですよ。
おもしろいのはエイトボールの評価ですかね。
このゲームは、古いビリヤードの本によると、
「初心者向けのゲーム」とあります。
でもね。
「どのゲームが一番むずかしいと思うか。」
これをプロに質問しますと、ずいぶん大勢のプロが「エイトボール」と答えるのですよ。
上達すればするほどむずかしい、という不思議なゲームです。
おやおや、長くなりましたね。
「おまえに14-1は10年早いわ。」
そんな罵声を浴びておられる全国のみなさんを代表して、一言申し上げます。
10年遅いわ!