先日、電車の中で中国人のおばちゃんに道を尋ねられた。
(道というか、目的地に対する降りる駅を聞かれたんだけど)
車内に貼ってある路線図前にずーっと立っていたおばちゃん、
どうもよくわからなかったらしく、車内を見渡し 目に付いた
アジア人、つまり私を見つけて満面の笑顔で寄ってきた!
おばちゃん、私が中国人でもなければ中国語もわからないと
わかるとガッカリするだろうなぁ と思いながら英語で対応すると
予想通りの反応。 満面の笑顔がサーッと曇っていった…
助けにならなくて ごめんよぉ、おばちゃん。
が!
おばちゃん、ここであきらめなかったのであーる。
とにかくこっちに来て!と 私を路線図前に連れていく。
路面図前で「チャイナタウン」を連呼するおばちゃんに、
駅名を指しながら Boylston駅で降りて歩いていける旨を
英語で対応していたのだが、
どうやら相手は英語が全く理解できないだけでなく
英語名の駅名も読めないらしい。
そこで私、ひらめきましたよ。
英語がダメなら漢字があるじゃーないか! と。
試しに カバンに入っていた紙切れに
Boylston駅 歩 → 中国街
と書いてみました。(チャイナタウンって中華街って書くべき?)
するとおばちゃん、漢字を見て大喜び。
そうだ、そこに行きたいのだ! あなた漢字書けるじゃない!
と言ったかどうかは不明だけれど、それ風なことを
中国語で言い、私に抱きついて感謝の意を表してきた。
そ、そこまで感激されると照れますがな(笑)
まぁ、解決してよかったよ、うん。
その後は ボイルストン駅まで
おばちゃんと隣同士に座って時々筆談したり、
中国語で話しかけられたり(←私理解できてないけど 笑)しながら
電車に揺られておりました。
この日 思ったことは、
漢字が書けてよかったな
でした。