シンフォニーでラッシュチケットを取った後、
コンサート開始(13:30)まで時間があるので
その間 MFA(ボストン美術館) へ行ってきました。
いつもは ハンティントン側のエントランスが好きなので、そちら側から入館するのだけれど
今回は State Street Corporation Fenway側のエントランス(上記写真)から
入ってみました。
というのも、実は「メインエントランスは もともとこちら側だった」という話を聞いたから。
でもね・・・ ハンティントン側の方が駅から近いし、交通の多い通りに面しているし、
どーみてもメインはあっちでしょ?という感がいまだに拭えないんだけど。
今回のお目当ては 去年の10月から公開されている
特別展示物であるエジプトの墓、The Secrets of Tomb 10A
(特別展示物は写真撮影禁止なので、パンフレットのみで…)
展示されている 4,000年前の墓は 知事のDjehutynakhtさんのもので
そのお墓から発見された 壺やら日々の生活を表した人形や宝石などを
見ることができます。
墓の中に入っていた品々は 全てDjehutynakht夫妻が黄泉の国で
使う為に入れた物なのだそう。
保存状態が比較的良かった事もありますが、それでも破損していた部分が
多々あった為、出来る限り修復はしたとのことで、 色や形が甦り
ベースが4,000年前の物とは とても思えませんでした。
頭蓋骨のミイラも展示されており、ちょうどスクールトリップで来ていた
小学生達が夢中になって見ていたので、私はチラ見だけしてきました。
この頭蓋骨、男女の決め手となる頬骨が無かった為
Djehutynakhtさんのものなのか、奥さんのものなのか いまだに不明なんだとか。
現在ミイラの歯をDNA鑑定して、判明に努力しているらしいので
近いうちに どちらのものなのかが わかるかもしれないのだそう。
墓の中に書かれた絵や
象形文字。
何が書いてあるのか
理解したーい と思いながら
目やら鳥やら農具やら器やら
その他もろもろ、描かれた
絵と文字をじーっと見つめて
みたけれど、ちっともわかりゃしない。
ま、当たり前か。
あと黄泉の国とのつながりを
意識した棺も興味深かったかな。
どのくらい興味が持てるかしら?
と思いつつ足を運んでみたけれど
個人的には結構楽しかったかも。
この展示会は 5月16日まで開催されているそうです。