ボストン美術館での特別展示品:The Secrets of Tomb 10A | ボストン生活

ボストン生活

アメリカのボストン在住。                
素朴な日々の事、街のこと、時々猫の事などを書いています。

シンフォニーでラッシュチケットを取った後、

コンサート開始(13:30)まで時間があるので

その間 MFA(ボストン美術館) へ行ってきました。


ボストン生活-MFA 20100108


















いつもは ハンティントン側のエントランスが好きなので、そちら側から入館するのだけれど

今回は State Street Corporation Fenway側のエントランス(上記写真)から

入ってみました。


というのも、実は「メインエントランスは もともとこちら側だった」という話を聞いたから。

でもね・・・ ハンティントン側の方が駅から近いし、交通の多い通りに面しているし、

どーみてもメインはあっちでしょ?という感がいまだに拭えないんだけど。



今回のお目当ては 去年の10月から公開されている

特別展示物であるエジプトの墓、The Secrets of Tomb 10A


ボストン生活-MFA Egypt 2000BC exhibit











 (特別展示物は写真撮影禁止なので、パンフレットのみで…)


展示されている 4,000年前の墓は 知事のDjehutynakhtさんのもので

そのお墓から発見された 壺やら日々の生活を表した人形や宝石などを

見ることができます。


墓の中に入っていた品々は 全てDjehutynakht夫妻が黄泉の国で

使う為に入れた物なのだそう。


保存状態が比較的良かった事もありますが、それでも破損していた部分が

多々あった為、出来る限り修復はしたとのことで、 色や形が甦り

ベースが4,000年前の物とは とても思えませんでした。


頭蓋骨のミイラも展示されており、ちょうどスクールトリップで来ていた

小学生達が夢中になって見ていたので、私はチラ見だけしてきました。


この頭蓋骨、男女の決め手となる頬骨が無かった為

Djehutynakhtさんのものなのか、奥さんのものなのか いまだに不明なんだとか。

現在ミイラの歯をDNA鑑定して、判明に努力しているらしいので

近いうちに どちらのものなのかが わかるかもしれないのだそう。


ボストン生活-MFA 2010    興味深かかったのは

   墓の中に書かれた絵や

   象形文字。


   何が書いてあるのか

   理解したーい と思いながら

   目やら鳥やら農具やら器やら

   その他もろもろ、描かれた

   絵と文字をじーっと見つめて

   みたけれど、ちっともわかりゃしない。

   ま、当たり前か。


   あと黄泉の国とのつながりを

   意識した棺も興味深かったかな。


   どのくらい興味が持てるかしら?

   と思いつつ足を運んでみたけれど

   個人的には結構楽しかったかも。

   


この展示会は 5月16日まで開催されているそうです。