プリマスはサンクスギビング始まりの地 | ボストン生活

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アメリカのボストン在住。                
素朴な日々の事、街のこと、時々猫の事などを書いています。

昨日に引き続き、日曜日に行った プリマスの事を・・・


11月の第4木曜日は 『 サンクス ギビング デー 』

その感謝祭の始まりは プリマスからなんです。


1620年にプリマスに着いた清教徒たちは厳しい1年を乗り越え

1621年には 先住民から野菜や穀物の栽培方法を学んだおかげで

なかなかの収穫を得、それを祝ったことが始まりなんだとか。


そんな先住民と清教徒たちの 当時の暮らしぶりを見ることができるのが

『 プリマスプランテーション 』  という プリマス一番の観光名所です。


まずはビジターセンターに行き、15分ほどの説明フィルムを観てから

プランテーション内を歩いて見学します。


最初に行ったのは 先住民である ワンパノアグ族の集落です。


Plimoth Plantation ワンパノアグ集落


















Plimoth Plantation ワンパノアグの家





  大人はもちろん

  子供でも少し頭を下げて

  入らなくてはならないほど

  ワンパノアグ族の家は

  小さいもものでした。  







中でも大きめの長い家に入ると 当時のワンパノアグ族の格好をした人がおり

焚き火を囲んで その頃の生活の様子を再現していてます。

どんな些細なことでも 質問してOKとのことで、皆(観光客)色々と話しかけていました。


Plimoth Plantation ワンパノアグ族



















Plimoth Plantation ワンパノアグ Plimoth Plantation ワンパノアグの台所
















    鹿らしき皮が干されていたり                         ワンパノアグ族の台所があったり



ワンパノアグ族の集落を後にして 次に向かったのが

イギリスから来た清教徒たちの村 1627年のピルグリムビレッジ


Plimoth Plantation 1627Pilgrim Village




















Plimoth Plantation Pilgrim

  ここでも 家の中に入ると

  当時の開拓者達が住んでおり

  色々と質問に答えてくれます。


  皆しっかり役になりきっているので

  「アメリカの方ですか?」

  なんて質問しても

  「イギリスから海を渡ってきました。」

  という答えが返ってきます。






Plimoth Plantation Pilgrim 2



   家の裏の畑で作物を育てている

   当時の人もいました。












Plimoth Plantation 1627Pilgrim Village 4 Plimoth Plantation 1627Pilgrim Village 2










       本物の牛がいたり                                本物の山羊がいたり


ただ 当時の建物が建っているというだけでなく、

ちゃんと生きた家畜や 人々が そこにいて 畑も耕したり水をやったりして

生活様式を そのまま再現しているので とても興味深く見ることができました。



ピルグリムの村を出ると 後は現実の世界に。


クラフトセンターという建物があるので 寄ってみると

そこでは 17世紀の工芸品の製作過程を実演しながら紹介していました。


Plimoth Plantation クラフトセンター














          籠作りを実演紹介していたり


Plimoth Plantation クラフトセンター 2














         家具作りを実演紹介していたり


Plimoth Plantation クラフトセンター 3














          陶器作りを紹介していたり


Plimoth Plantation クラフトセンター 4














      昔の洋服や矢などの武器が飾られていたり



この プリマスプランテーション、 私はかなり楽しめました!

11月23日~26日の間、ここで当時のサンクスギビングを再現するイベントが行われるそうです。