感想と次回予想:NHKスペサル「海からの緊急報告」
1月15日放送のNHKスペシャルを見た(1月19日の再放送で)
トピックは、「シリーズ原発危機 知られざる放射能汚染~海からの緊急報告~」。
テーマの根底にあるのは、「水」。
海洋、沿岸、湾、湖沼、河川、河口などの汚染実態を明らかにしていくというもの。
何といいますか、ほとんどが当たり前の話ばっかりだった。
いまさら感が強いというか・・・。
沿岸に沿って(沿岸流)汚染広がったり、
海にもホットスポットがあるとか、
湾に集まるとか(土砂の堆積考えたら当たり前)
湖沼などの閉鎖系水域がヤバイってのも当たり前。
ただ、こういう当たり前の話をちゃんと調べて分析するのが科学だから、仕方ないといえば仕方ない。
それにしても、今まで調査・報告されてなかったことが疑問なくらい。
というか、なぜ阿武隈川河口やダムを調査しなかったのか・・・。
福島県内の各水系の調査こそ必要だと思うのだが。
ただ、興味深かったのが、凝集の部分。
河口から8kmの河川にホットスポットがあって、淡水と海水が混じっているから凝集して放射性物質が沈殿するって話。
たぶん、汽水域なんだろうけど、8kmまであるとはね。河口付近(せいぜい2,3km)くらいかと思ってた。
調べたら、淀川では汽水域が10kmもあるらしい。勉強になりました。
湖沼の除染はかなり難しいだろう。流域全体を除染することが気が遠くなる話だ。
次は森林の話かなぁ。
樹木自体の汚染が酷くて、その理由あたりかな(もちろんリター自体の汚染もあるけど)。
樹皮から浸透、根から吸い上げとか。
樹幹流もあるから、結構集約されそう。
落葉広葉樹、常緑樹、針葉樹ごとに分析もありそうだ。
森は、地面と幹と葉っぱと空間全体の除染する必要あるからキツイでしょうね。。。
それにしても、海とか山・森林の話になってくると、いろんな意味で気が遠くなる話ばかりだ。
それでは、よろしゅうございますか?
福島原発事故の除染費用を計算してみた
ざっくりとした概算だし計算間違いがあるかもしれないが、
除染費用を計算してみた。
■放射性物質によって汚染された面積
強制移住(148万Bq/m2):約600平方キロメートル
一時移住義務(55.5万~148万Bq/㎡):約700平方キロメートル
合計1300平方キロメートル
■類似事例による除染費用
1.カドミウム汚染の場合の除染費用
3000ヘクタールに8000億円
2.福島県内の某高校の土壌入れ替え費用
面積不明だが、3150万円
面積は学校教育法の「中学校」の設置基準になってしまうが、
3600㎡=0.36ヘクタールくらいと仮定。
■換算値
1ha=10000㎡
1ha=0.01km2
■福島第1原子力発電所事故による除染費用
3000×0.01=30平方キロメートルに8000億円
0.36×0.01=0.0036平方キロメートルに3150万円
1300平方キロメートルの除染に要する費用
1300÷30×8000=34兆6666億円
1300÷0.0036×0.315億円=11兆3750億円
結論:11兆3750億円~34兆6666億円
■注意事項
ふくいちに近づくほど過酷な現場作業になる
→人件費拡大
都市が形成されているので単調な土壌入れ替えなどとは異なる
→作業時間・日数の拡大による費用アップ
既存の建築物の処理
→汚染地域では水流す除染ではおそらく不十分。
作業量(計画~実施)を考えると、除染には数十年かかるでしょうね。
カドミウム汚染がそうだし。
そして、除染費用はリミットレスですなぁ。
そろそろ現実を見つめたほうがいいですね。
それではよろしゅうございますか?
今後の放射能汚染パニック予想
コメ収穫時
玄米パニック
酒・酢などコメ使用食品パニック
ブレンド米(汚染米を混ぜてBq/kg下げる)化でパニック
籾殻の再利用でパニック
肉牛へのエサに稲わらを使って、今年と同じことを繰り返す
麦・蕎麦系は平気なの??
除染植物(ヒマワリとか)
ある程度、放射性物質を吸収→ドヤ顔
土壌にはかなり残存していて、「土を取り除けばよかった」と後悔
廃棄処理方法で困る
秋野菜・秋の味覚
移行係数によれば米より低いかもしれないけど実測値が重要。
汚染は確実(基準値以内かは不明。場所次第)
樹林地
落葉・落枝の汚染でパニック
森林浴→森林放射能浴へ
樹林地の除染は10~11月が勝負!
リター層を除去するしかないよ・・・。
常緑樹も街路樹のようにするしかないよ・・・。
