浅草が好きだ。


ボルネオ7番のブログ-浅草寺3


学校を出て上京し、最初に担当したお客さんが浅草にあった。10年程前に廃業されたが、当時は日本でトップクラスの製靴技術を誇り、実に美しいパンプスやサンダルを作っておられた。お客さんには名だたる女優さんがズラリ・・・。ところが、社長というのが親分肌のガラッパチで、夏になるとステテコにランニング姿で陣頭指揮を執っておられる。美しいパンプスとステテコ・ランニング姿のギャップ・・・。その対比が可笑しくて、会社にお邪魔するだけで気分が明るくなった。


ボルネオ7番のブログ-浅草寺


浅草の狭い路地を歩くのも好きだった。

古い民家から今にもエプロン姿のおばさんが出てきそうで・・・たまに本当にエプロン姿のおばさんが出てこられたりすると、ついつい挨拶しそうになった。私が生まれ育った京都の街中でも、エプロン姿のおばさんは定番だった。多分、故郷に似た佇まいを浅草に見たのだろう。


ボルネオ7番のブログ-浅草寺2


言うまでもなく、一番好きなのは浅草寺だ。

この日も老若男女が世界中から集まっていたようで、英語、韓国語、中国語に加え、強烈な関西弁まで飛び交っていた。それでいて、みんな景色に馴染んでいて違和感がない。みんなを包み込む浅草寺の包容力はすごいと思うのだ。

勤務先は青山にある。


青山にいると分からないが、渋谷から歩くと、青山に至る宮益坂が結構きつい上り坂であることに気付く。やはり、青山というくらいだから「山」なのだ。逆に、オフィスから外を眺めると、渋谷の街が眼下に広がる。やはり、渋谷というくらいだから「谷」なのだ。


その青山から、来春、二子玉川にオフィスが移されることになった。不思議なもので、これまで何気なく眺めていた外の景色が、何か貴重なもののように思えてくる。今日は、夕陽に映える富士山を見た。


ボルネオ7番のブログ-富士山

人形町にある取引先を訪問した。


会社へは半蔵門線で帰ろうと、水天宮前までブラブラ歩いて行ったら、何か視線を感じるではないか。その方向を見ると、何と、同級生の仁●さんが立っていた。


ボル 「うわっ、ビックリした!」

仁● 「どうも、どうも」

ボル 「あ、そうか、水天宮に会社があると言うてたよね」

仁● 「そう。ちょっと寄ってく?」


という訳で、ワンブロック先にある仁●さんの会社に寄らせてもらった。驚いたのは、「このビルや」と仁●さんが指差した先にあったもの。


ボルネオ7番のブログ-神社が大家さん


な、な、なんと、ビルの1階には神社があったのだ。

聞けば、この神社が大家さんだという。

都会ならではの風景だが、ビルの中の空気が澄んでいるように感じたのが不思議。