国学院久我山が31-14で快勝。


先制トライは久我山。前半4分、東京ゴール前のスクラムから東京にボールが出たが、久我山のディフェンスが早く、東京のSOが倒された。ラックからボールは東京に出るも、東京がミスキック。それを受けた久我山FBが持って出てFWに返し、トライを上げた。


ボルネオ7番のブログ-スクラム


久我山が15分に上げたトライも東京ボールのスクラムから。久我山が優勢のスクラムであったため、ボールと一緒に第3列が飛んで行き、東京のキックをチャージ。きれいには決まらなかったが、ワンタッチあって、それを受けた久我山がBK/FW一体となって前進、トライを上げた。


ボルネオ7番のブログ-モール


これで10-0となったが、先にエンジンの掛かった久我山がディフェンスからチャンスを作るという展開で、このまま久我山が押し切るのかと思ったが、ここで東京のエンジンも掛かる。互いに相手の反則を誘うほど低くて鋭いタックルでピシャリと相手の攻撃を止める。実に見事であった。


ボルネオ7番のブログ-ラインアウト


後半4分、東京が反撃のトライ。ラインアウトから抜け出したFWがゴールに迫り、モールから出たボールを左オープンに展開。ボールを受けたWTB(11番かな)がキレイなスワーブで対面の外を走り抜けトライ。このトライは実に美しかった。難しい角度からのゴールも決まり、10-7。


8分には久我山が再びトライを奪い返し、ゴールも決まって17-7。このあたりから、久我山のSHが何度かスピード感あふれる走りでゲインするのが目立つようになる。23分、そのSHが抜け出し、右オープンに回してトライ、24-7。


ボルネオ7番のブログ-ラック


しかし、28分には久我山ゴール前に肉薄していた東京に認定トライが与えられ、ゴールも決まって24-14。「もう一つ!」という声が東京応援席から飛んだが、ロスタイムに入ってから、東京ゴール前のモールから久我山No.8が抜け出して突進、ダメ押しのトライを決めた。31-14。


ボルネオ7番のブログ-ゴール前


両チームともディフェンスが良く、締まったゲームとなったが、後半に入ってから久我山の個々の選手の強さやスピードが目立つようになった。結局、彼らが均衡を破り、久我山にチャンスをもたらしたと思う。


敗れたとは言え、東京は真面目で気持ちの良いチームだった。後半最初のトライ(BKのオープン攻撃)が見事だったので、後半はBK勝負かなと予想したのだが、外れてしまった。ちょっと残念。







本郷が37-5で快勝。


観戦しながら本郷の印象をメモしていた。


●無駄のない前進

●伸びやかで安定した走り

●かわすプレーでダメージ回避

●勝負どころでターボエンジン点火


最初のトライのきっかけになったのは、目黒学院のキックに対する見事なチャージであった。目黒学院はチャージされたボールを拾い、辛くもタッチに逃れたが、その後のラインアウトで目黒学院がオフサイドの反則。本郷はタッチキックを選択して前進、ラインアウトできっちりボールを獲得するとモールで押し込み、そのままトライ。この流れで本郷FWに勢いが付いたように思う。


ボルネオ7番のブログ-本郷vs目黒1

二つ目のトライは目黒学院ゴール前スクラムのサイドアタックから奪ったものだが、スクラムで第一列が浮き、それを支えようとした目黒学院第三列のブレークが遅れたことから、一気に本郷がゲインしたように見えた。この二つのトライを見て「無駄のない前進」とメモしている。


「伸びやかで安定した走り」というのは、LOやNO.8の突進を見てメモしたものだ。車に例えると低重心とでも言うのだろうか、体重がうまく乗っていて、当たってモールの核になるも良し、向こうに倒れてダウンボールするも良しという、きれいな走り方をしていたように思う。


ボルネオ7番のブログ-本郷vs目黒2


又、当たるときには半身をずらし、ダメージを回避するとともに、ボールを殺されないように工夫していたように思うし、パスも敵のマークを十分に引き付けてからするなど、ボールを生かすという意識が徹底しているように見えた。前半は22-0の本郷リードで折り返し。


後半5分、目黒学院がペナルティから反撃。FWがそのまま持って前進し、モールを押し込んでトライ、22-5とする。しかし、本郷の勢いは衰えない。目黒学院ゴール前のスクラムから目黒学院にボールが出るも、その処理にもたつくところを襲い、本郷がターンオーバーに成功、そのままゴリゴリと何度か押し込んでゴールを割りトライ、27-5と再びリードを広げた。20分にはPGを決めて30-5と突き放し、終了直前にも1トライ(ゴール)を上げ37-5でノーサイド。


ボルネオ7番のブログ-本郷vs目黒3


後半は少し大味なゲームとなったが、本郷のトライはいずれも「チャンス」という局面で取ったトライだ。ただ、チャンスをモノにするというのは簡単そうで、実はこれがなかなか難しい。第一に、こちらがチャンスだと思ったときは敵はピンチだと思っている。第二に、チャンスをモノにするには、全員がチャンスだと認識している必要があるし、認識したら、より一段と稼働率が上がらないといけないからだ。本郷にはそれができるプレーヤーが揃ったということか。面白いチームだと思う。花園での活躍を期待したい。


花園出場を賭けた、東京都予選の決勝2試合を観戦した。


第一地区の本郷vs目黒学院は37-5で本郷の勝利。

第二地区の東京vs国学院久我山は14-31で国学院久我山の勝利。


勝った本郷と国学院久我山は全国大会に出場するが、一方、敗れた目黒学院と東京はこれでシーズンが終わる。3年生にとっては最後のゲーム・・・・。


ノーサイドを迎えた選手には、一人ひとり異なる思いがあったことと思う。


ボルネオ7番のブログ-本郷vs目黒ノーサイド
(本郷vs目黒学院)


ボルネオ7番のブログ-久我山vs東京ノーサイド
(東京vs国学院久我山)