「アフリカで誕生した人類が日本人になるまで」

国立科学博物館人類研究部長、溝口優治さんの著書。


ボルネオ7番のブログ-jinn


類人猿や他の動物にはある体毛が、なぜホモ・サピエンスになると極端に薄くなったのか?これをきちんと説明できれば、加齢に伴い薄くなる髪の毛も「進化」だと言えるかも知れない(笑)


森林を出て、アフリカの草原で暮らし始めた私たちの祖先は、肉食獣と共生しなければならなくなる。えらいこっちゃと思うが、良く見るとアフリカの草原には日陰がなく、肉食獣たちは涼しい夕方か夜、或いは明け方に狩りをしている。鋭い牙や爪を持たなかった私たちの祖先は、彼らとの競合を避けるために暑い日中に狩りをせざるを得なかった。その際、体毛が邪魔になった。


更には、私たちの祖先は四本足の肉食獣のように速く走ることができなかった。そこで、スピードではなく長距離を走る能力を身に付け、獲物が疲れるまで追い続けて仕留めるという戦略を採る。しかし、それを可能にするには汗をかいて体温を下げる必要がある。やはり体毛は邪魔なのだ。そして、突然変異によって汗腺が発達し、大量の汗をかける祖先が出現する。


理に適った推理だし、私たちの祖先は困難を乗り越えて生命をつないできたのだと思うと、勇気が湧いてくる話ではないか。


では、薄くなる髪の毛も進化と言えるのか。


「体力勝負で成功してきたボルネオ7番も、加齢に伴う体力の低下を痛感するようになる。止む無く、頭を使おうと決心し努力を重ねるが、如何せん、不慣れな活動に脳細胞が加熱し、頭から煙が出そうになる。そして、冷却の邪魔をしていた豊かな髪が少しずつ減少を始めたのである」(笑)


髪の毛が薄くなりつつある皆さん、進化の過程をもっと堂々と見せようではありませんか!('-^*)/

友人のOさんがコーヒーショップを開店した。

私と同い年なので、56才での挑戦、となる。


ボルネオ7番のブログ-Lee's cafe


Oさんとは取引先の紹介で知り合ったのだが、親しくなったのは、お互いにラグビーをしていたことが分かったからだ。彼のポジションはロック。本人はステップを踏めると豪語するが、後ろを走れば真っ直ぐにしか走れないことが直ぐ分かるく(笑)


更には、真っ直ぐ走れば抜けるのに、わざわざ敵を見付けて当たりに行くという、非合理的なところまである。そういう愚直な人だから、人に騙されたり利用されたり、さんざん苦労をされてきたが、それでも挫けず、一歩でも前に進もうとする姿は、押されるスクラムを何とか支えようとするロックの姿にダブる。


ともあれ、56才の DREAMS COME TRUE だ。Oさんの快挙に心から拍手を贈りたい。それから、ドリカムの「ねぇ」という歌にこういう歌詞が出てくるのを知った。苦境の最中にあったOさんも、どこかで聴き、勇気付けられたかも知れない。


「大丈夫、最悪のときはもう過ぎているから・・・・必ず心から笑える日はやってくるから」

知人の紹介で、岩森栄助さんの「バリトンリサイタル」を聴きに行った。


ボルネオ7番のブログ-音楽会


バリトンは「バスとテノールの間の男声音域」で、「華やかで色気のある音色」が特徴とのこと。確かに、岩森さんの演奏を聴いていると、お腹の底に響いてくるような低音のバスではなく、又、軽やかに頭の上を飛び交うようなテノールでもなく、自由で伸びやかな音色だったように思う。


ちなみに、「バリトン」の語源を調べたら、ギリシャ語のバリス(barys)とする説が出てきた。バリスは重いという意味で、それからするとバリトンは重い声、重い音という意味になるらしい。


さて、演奏されたのはシューベルトの歌曲、「美しき水車小屋の娘」だ。全20曲からなる歌曲集で、シューベルトの三大歌曲集の一つとされているらしい。調べてから演奏会に行けば良かったのだが、帰宅してから調べたところ、次のような物語であることを知った。順番が逆で恥ずかしい(//・_・//)


修行に出た粉職人の若者が美しい水車小屋の娘に恋をする。若者はその気持を小川に語りかける。しかし、彼女は狩人に心惹かれ、一緒に去っていく。失恋した若者は絶望し、やがて小川に身を投じて永遠の眠りに付く。


バスでは恋に落ちた喜びが表現し辛く、テノールでは失恋の思い気持を伝え辛いだろう。まさに、バリトンが活躍できる歌曲集なのだろう。


最後に失恋したのはいつだろう・・・・と考えたが思い出せない。多分、私の場合は絶望する前に次を探せたからだろう。若者の皆さん、絶望などしてはいけません。失恋は次を探せるチャンスです(^O^)/