取引先を訪問すべく静岡を訪れ、静岡駅の構内を歩いていたら、同志社大学の広告が目に飛び込んできた。予想外のことでビックリしたが、同志社が大好きな私としては嬉しくない訳がない。しばらく新島先生のご尊顔を拝した後、写真を撮って引き揚げた。

人一人は大切なり

さて、「人一人ハ大切ナリ」という言葉だが、調べてみたところ、1885年、同志社英学校創立10周年を記念する式典で新島先生がおっしゃった言葉だと分かった。その式典の直前まで、新島先生は欧米視察旅行に出掛けておられたようだが、その間に同志社で退学処分を受ける学生が出たらしい。それを知った新島先生は涙ながらにその学生の将来を憂い、学校の処分が正しかったのかどうかを考えるよう訴えられたというのだ。激情とも言える新島先生の熱い思いが129年の年月を経て伝わってくるように思う。

そう言えば、先日、同志社を卒業された大先輩から「私たち一人ひとりの中にも新島先生がおられる筈だ」と言われたことを思い出した。私の中にも先生がおられるのだろうが、私には先生ほど回りの人のことを思い遣る豊かな愛情などあるとは思えないから、「君は人間の器が小さ過ぎて窮屈だ」と文句をおっしゃっているような気がしてきた。だから、せめて、先生が戒められた「優柔不断にして安逸を貪り、苟も姑息の計を為すが如き軟骨漢には決してならぬこと」だけは守りたいと思う。
インドの友人からジョークが届いた。
タイトルは「アルツハイマー? それともエイズ?」だ。どちらも深刻な病いだから笑い辛いが、こういうジョークを笑い飛ばせるよう、いつも元気でいろというメッセージだろう。

Alzheimer or HIV ?
アルツハイマー? それともエイズ ?

"Hello. Mrs. Joshi, please."
「こんにちは。ジョシ夫人をお願いします」

"Speaking."
「私ですが」

"Mrs. Joshi, this is Doctor Kanitkar at Metro Laboratory. When your husband's doctor sent his biopsy to the lab last week, a biopsy from another Mr. Joshi arrived as well...We are now uncertain which one belongs to your husband. Frankly, either way the results are not too good."
「ジョシ夫人、メトロ研究所のカニトカール医師です。ご主人の主治医から生体検査の依頼が先週届いたのですが、同じタイミングで別のジョシさんという男性からも生体検査の依頼が届きましてね・・結果として、どちらがご主人のものなのかがハッキリしなくなったんです。それで、ざっくばらんに申し上げますが、いずれの場合も検査結果は良くないんです」

"What do you mean?" Mrs. Joshi asks nervously.
「どういうことですか?」とジョシ夫人が神経質そうに尋ねた。

"Well, one of the specimens tested positive for Alzheimer's and the other one tested positive for HIV. We can't tell which is which."
「検査サンプルの一つはアルツハイマー検査で陽性と出ました。もう一つのサンプルはエイズ検査で陽性と出ました。どちらがどちらとは言えないのですが」

"That's dreadful! Can you do the test again?" questioned Mrs. Joshi.
「それはひど過ぎるわ。もう一度、検査できないの?」とジョシ夫人が尋ねた。

"Normally we can, but MEDICARE will only pay for these expensive tests once."
普通なら出来るんですが、メディケアはこういう高額な試験については一回分しか支払いません。

"Well, what am I supposed to do now?"
「じゃ、どうすれば良いのかしら?」

"The MEDICARE Help desk recommend that you drop your husband off somewhere in the middle of town. If he finds his way home, don't sleep with him!!"
「メディケアのヘルプデスクはこうすればどうかと言ってます。あなたのご主人を町中のどこかで車から降ろす。そして、もし無事に帰ってきたら、その時は絶対に彼と寝てはいけません」
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町中で車から降ろされたときは覚悟しないと!(笑)
北牧香絵さんはフランス国立リヨン管弦楽団に在籍されているバイオリニストだ。先日、銀座でリサイタルを開かれ、その演奏を聴くことができた。

北牧香絵さん

初めて北牧さんの演奏を聴いたのは2年前だが、実は、それがバイオリンを再開するきっかけになっている。そのリサイタルで北牧さんは Adios Nonino という曲を演奏され、その演奏に胸を締め付けられた私は無謀にも「私もバイオリンで弾いてみたい」と思ったのだ。聴くと弾くでは大違いなのだが、その時は興奮していて気付かなかった(笑)

(その曲を紹介した2年前のブログ)
http://ameblo.jp/borneo7ban/entry-11342035722.html

その北牧さんと今年は言葉を交わす機会があり、思い切ってお伝えした。「子供の頃、バイオリンを習っていたんですが、2年前に北牧さんの演奏を聴いたことがきっかけになり、44年振りにバイオリンを再開したんです」。

北牧さんは元々大きくて丸い目を更に見開き、一言、こうおっしゃった。「今度は止めちゃダメですよ!」

もちろん、迷うことなく、私は力強く返事した。「はいっ!」
こんなに素直で元気な返事も44年振りのことだろう(笑)
学ぶと謙虚になれるのかも('-^*)/