上海から羽田に向かうフライトの中で「ダンケルク」という戦争映画を観た。

物語はドイツ軍によってフランス北端の港町、ダンケルクに追い詰められた連合軍兵士を中心に描かれるが、砂浜に何列もの列を作って救出を待つ兵士たちをドイツ空軍機が襲うと、その中の何人かが倒れたまま立ち上がれなくなる。又、せっかく救助船に乗り込めたのに、ドイツ海軍の魚雷が命中すると船内の兵士も看護婦も悲劇的な最期を迎える。

 

青い空に白い砂浜という美しく静かな光景がアッと言う間に戦場に変わり、船内で紅茶やビスケットを手にしながら談笑していた人たちが次の瞬間には死に直面する。そういう戦争と平和、生と死の境い目は実は脆いということを、又、そういう場に居合わせてしまうと、最早、自分の運命を支配することなど無理だということを淡々と語り掛けて来る映画かなと思った。

 

主人公と言えるヒーローは出てこないし、生と死が隣り合わせの場面に出て来るのは死を恐れる人や自分だけは生き延びたいと願う人、又、何とか味方の兵士を救いたいと行動する人や最後まで戦おうとする人だ。自分自身を含め、いずれも私たちの周りにいそうな人たちだから、その分、映画をリアルに感じられたように思う。

 

映画を観終わった感想は、「平和で良かった」だ。来年も平和な一年であって欲しいと思う。

ピーマン会の忘年会が終わった。16才の時に運動部仲間で始めた会だから、今回が47回目になるのだろうか。髪の毛が薄くなったり白くなったり無くなったり、お腹が出たり腰が痛かったり膝が曲がらなかったり、肉体年齢は着実に上がっているが、その分、精神年齢は若いという自負がある。


それをメンバーの一人の奥さんに言ったら、こう返された。

「あんたらは若いと思てるんやろけど・・若いと言うより幼いわ。うちの旦那なんか幼稚園児並みや。もう直ぐ3才の孫に追い付かれて抜かれるわ。」

思わず笑いそうになったが、毎年のピーマン会での会話や様子は確かに「ピーマン会幼稚園」だ。おいっ、みんな、来年は小学校に進学するぞ(笑)
両親の墓参と、運動部仲間との忘年会参加のため、久し振りに帰省した。京都駅の北口に出たら、光を受けて赤く輝くものがある。近付いてみたら、羅城門の復元模型だった。背景にある京都タワーも幻想的な照明で、時空を超えた、少し怪しい古都の夜という感じか。


ラグビー部の同級生が経営している旅館に泊めてもらい、朝風呂に入ったあと、純和風の朝ご飯。いつもはパンにコーヒー、ヨーグルトだから、どこか懐かしく新鮮で食べ過ぎた(笑)


これから琵琶湖まで墓参に向かう。お天気で良かった。