大学ラグビー選手権決勝で明治が帝京に挑み、あと一歩のところまで追い詰めた。同志社以外の試合では興奮しない私も観ている内にだんだん熱くなり、最後は「明治、行け、行かんかい、コラっ、踏ん張れ、もうちょいや!」と明治を応援していた(帝京ファンの方が居られたらごめんなさい)。

 

 

私の勤務先には明大卒の方が何名か居られるが、その中の一人、Sさんが今日、私を訪ねて来て下さった。

 

Sさん「ボルさん、明治の健闘見てくれた?」

ボル 「見ましたよ。私、隠れ明治ファンです(笑)」

Sさん「あれさ、勝てたんじゃないの?」

ボル「勝てました。明治の自滅ですよね」

 

前半は明治の完勝だったし、帝京には「負けるかも」と覚悟した場面があったように思う。皮肉なことに、明治には逆に「勝てるかも」と思える場面があり、それから却ってプレーが硬くなり、ミスが増えたように思う。そんなことを実際のプレーも含めて説明し、だから明治の自滅だと思うという意見を伝えた。

 

Sさん「ボルさんの話を聞いたら悔しくなってきたよ」

ボル「ええやないですか、決勝まで残れたんやから」

Sさん「同志社はどこで負けたんだっけ?」

ボル「選手権には出てませんから。知ってるくせに(笑)」

 

ベスト4に残ったチームはいずれも猛練習を重ねてきたことがうかがえる素晴らしいチームだったように思うが、中でも、明治がこれほどまでに練習してくるとは思わなかった。それを率直に言わせてもらった。

 

ボル「私と同年代の早稲田のOBが、昔、言ってました」

Sさん「フムフム・・」

ボル「俺が明治の監督なら早稲田に40点差で勝つ、と」

Sさん「へぇー、そうなの?」

 

早稲田OBによれば、明治は人材の宝庫で、非力な早稲田は練習量で勝つしかなかった。もし明治の連中が早稲田並みに練習していたら、早稲田に勝ち目はなかったと思う、とのことだった。

 

今も明治は人材の宝庫だと思うが、体格と才能に恵まれた彼らが真面目に練習し、意思統一を図ると、どれほど強くなれるのかを実証したように思う。もし、明治や帝京よりも人材面では劣るという自覚があるなら、そのチームは昔の早稲田のように猛練習で補うしかないように思う。