「雨の訪問者」はチャールズ・ブロンソン主演の映画だ。1970年の作品らしい。



二枚目とは言えないチャールズ・ブロンソンの人気が出始め、彼を起用した男性化粧品マンダムのテレビCMが繰り返し流されるに至り、ラグビー部内で「チャールズ・ブロンソン、カッコええなぁ」と言い合った記憶がある。今から思うと、二枚目が一人もいなかったラグビー部にとり、チャールズ・ブロンソンは「俺らもモテるかも」という希望の星だったのだろう(笑)


こちらは最近、なぜか雨の日にやって来る我が家の「雨の訪問者」たち。



ひょっとすると、冷たい雨の日でも濡れることのない私は、彼らにとり希望の星なのかも(笑)

初めて演奏会にお邪魔した。アルトに同志社の先輩が、テノールに先日「不思議の国のアリス」でご一緒した仲間の一人がおられると分かり、興味が湧いた。例によって素人の印象だが、感じたことを書かせてもらおうと思う。



第一部

 

「松下耕による二つの宗教曲」の「Cantate Domino」はうっとりする美しいハーモニーで始まり、僅か6名しか居られない男性陣(テノール、バス各3名)が見事にまとまり、抜群の安定感と存在感を示しておられた。又、「Sanctus/Benedictus」は歌詞の「Sanctus」(聖なるかな)に相応しい清らかな4声のハーモニーが続き、途中に転調があったように思うのだが、それも実に滑らかで感心した。

 

「無伴奏混声合唱のための 7つの子ども歌」は、子供に親しまれてきた7つの歌に信長貴富さんがオトナの編曲をされたというものらしい。最も印象に残ったのは「通りゃんせ」で、男声の「天神様の細道じゃ」と「御用のない者通しゃせぬ」には威厳と威圧感が、その後の4声による「行きはよいよい帰りは恐い」には偽りのない不安と怯えが感じられ、入ってはいけない世界に足を踏み入れてしまったかのように感じた。

 

第二部

 

「混声合唱とピアノのための にほんのうた 4」は昭和の戦中・戦後に発表された「蘇州夜曲」や「リンゴの唄」など5曲を寺嶋陸也さんが編曲されたものとのこと。「蘇州夜曲」の1番はソプラノの歌を他の3パートが優しいハミングで支えておられ、聴き応えのある美しいハーモニーだった。「長崎の鐘」は初めてちゃんと聴いたように思うが、最後に長調に転調し、「ああ 長崎の鐘が鳴る」と歌われるところに平和への希望を感じた。

 

「混声合唱曲集 木とともに 人とともに」は谷川 俊太郎さん作詞、三善 晃さん作曲の3曲から成る「いのち」をテーマにした合唱曲集とのことで、特に第3曲の「生きる」は遠くで犬が吠えるのも、どこかで産声があがるのも、 どこかで兵士が傷つくのも、鳥がはばたいたり、かたつむりが這ったりするのも生きているということだ、という歌詞が胸に響いた。


圧巻は最後にアンコール曲で歌われた「ふるさと」で、あぁ、どうか今の平和がこれからも続きますように、という気持ちにさせられ、涙が出そうになった。戦後80年に相応しい「ふるさと」だったと思う。

アメリカの変化が気になると書いたばかりだが、イスラエルとハマス双方に働き掛けてガザの停戦合意を仲介したアメリカを見ると、やはり、世界の覇権国と言えるのはアメリカなのかなと思う。中国もロシアも、又、欧州のどの国も、もちろん日本も成し遂げることのできない力仕事だったように思うからだ。



「覇権国」を検索したら、AIが直ぐに教えてくれた。16世紀の大航海時代を制したポルトガル、17世紀のオランダ、18世紀から19世紀のイギリス、そして1991年のソ連崩壊後のアメリカが覇権国と呼ばれるとのこと。では、覇権国の条件は何か。これも次のような解説が出てきた。

①圧倒的な経済力、
②優位に立つ軍事力と政治力、
③国際的なシステムの創造と維持、
④国際的な支持と正当性、
⑤そして、寛容政策。

アメリカは①、②を満たしているし、③も米ドルが世界通貨になったことで満たしたように思う。又、国際連合や国際通貨基金の創設にアメリカは深く関わっているし、ハリウッド映画やミッキーマウスはどこの国でも人気だろう。

気になるのは⑤の寛容政策だとしても、他国に比べると、アメリカには異なる人種、文化、宗教、価値観が入り交じり、衝突しながらも新しいエネルギーを生み出す力があるように思う。そんなことを、久しぶりに訪れたマクドナルドで感じた次第(笑)