ジャパンがノートライで負けた。前半はスコットランド戦同様に7割以上ボールを支配していたようだが、ゴールまでたどり着けなかった。それ位、南アのディフェンスは早くて厚く、まるでジャパンから学んだような二人掛かりのタックルや、一直線で前に出て距離を詰めるラインディフェンスを見せ付けられた。

南アのヘッドコーチが「ジャパンの弱点を研究している」と言っていたが、1対1になる局面を作ろうと試みたり、スクラムハーフからのパントで全員が前に出て圧力を掛けたりと、攻撃面でも対策を練り、徹底していたように思う。又、南アのモールは軸がずれない強力なもので、残念ながらジャパンには成す術がなかった。

テレビ中継で見ていたから、ハーフタイムには両チームのロッカールームの様子が放映され、それを見ることができた。全員が立って話をしているジャパンに対し、南アは選手がだらりと座り込んでいるように見えたから、「後半はジャパンが行くかも」と期待したのだが、後半も南アは強かった。

(Wikipediaから借りました)

例えがマニュアル車になって恐縮だが、ボールを持って密集を駆け抜ける南アの選手とそれにすり寄るフォローの選手やラックに低い姿勢で入って来る選手を見て思い出したのは40年前に兄が乗っていたスプリンター1600のシフトレバーだった。南アの選手には5速があった。ジャパンにも5速のある福岡選手や松島選手がいるが、選手層の厚さで南アはジャパンを上回ったのかなと思う。ジャパンの選手、スタッフの皆さん、ありがとうございました。ゆっくり身体を休めて下さい。
横浜で行われた日本対スコットランドの試合を観に行った。

(読売新聞の号外)

スコットランドに先制トライを許した日本だが、その後はミスや反則がなく、スコットランドに攻撃の機会を与えなかった。日本は3つのトライとゴールを奪い、21対7で前半終了。

後半は一転してスコットランドがボールを長く支配する展開となったが、日本の果敢なタックルと、倒れても直ぐに起き上がって戦列復帰する稼働率の高さで何とか逃げ切った。

勝利の神様は準備したものを愛すると聞いたことがある。今夜の勝利は偶然ではなく、練習の賜物だろう。ノーサイドの瞬間にそれを思い、涙が出た。
9月30日(月)、第28回Kissポートクラシックコンサートがサントリーホールで催された。第1部は高木凜々子さんというバイオリニストが登場され、チャイコフスキーのバイオリン協奏曲ニ長調作品35を演奏されたが、激しく力強い旋律から繊細で優しい旋律まで、バイオリンを自由自在に操り、さまざまな音色で楽しませて下さった。


第2部は、デュリュフレ作曲のレクイエムが演奏されたが、東京交響楽団の演奏もミナトシティコーラスの混声合唱も心に響く素晴らしい演奏だったと思う。特に、ミナトシティコーラスは200名の大合唱団で、神さまを讃える力強い歌声や神さまを信じる喜びの歌声など、多くの人が気持ちを一つにすると感動的な演奏になることを教えられたように思う。

第5曲のPie Jesuはメゾ・ソプラノ歌手の林 美智子さんが柔らかく美しい声で歌われたが、たまたま一緒に聴いていたのが同級生のA山さんで、A山さんとは昨年、今年と連続してソプラノ歌手、佐藤しのぶさんのコンサートを聴きに行っていたものだから、自然と「佐藤しのぶさんの次のコンサートはいつなんやろね?」「又、一緒に行こうか」みたいな会話になった。

その翌日、A山さんから、佐藤しのぶさんが亡くなられたという連絡が入った。今年5月のコンサートでは元気な姿を見せておられたから、大変驚き、生命の儚さを感じざるを得なかったが、佐藤しのぶさんのことだから、自分のいちばんお気に入りのレクイエムを口ずさみながら天国へと昇って行かれたと思いたい。合掌。