昨日、70才の誕生日を迎えた。70才の節目をなぜ「古希」というのか。これもAIが即座に教えてくれた。
「古希(古稀)は、数え年70歳、満69歳のお祝いのことで、中国の詩人、杜甫の詩の一節「人生七十古来稀なり」に由来します。この詩は、70歳まで生きることは非常に珍しいという意味で、長寿を祝う言葉として使われるようになりました。」
今や日本人の平均寿命は軽く70才を超えているから、医療体制の整った平和で豊かな日本に生まれ育ったことに感謝しなければと思った。
いくつかお祝いのメッセージを頂いたので、ウケ狙いで次のように返事した。
「もの忘れが激しくなるらしいので、先ずは年齢を忘れることにしました。」
「肉体年齢は70才、精神年齢は35才、頭の中身は10才で止まってます。」
「憎まれっ子世に憚ると言います。私はもう少し長生きしたいので、努力して憎まれっ子になります。」
70才はラグビーゲームなら後半の後半、我慢比べの時間帯かなと思う。サボりたい誘惑に負けず、まだまだ動き回ろうと思う。
「絆コンサート2025」と題された成城大学合唱団のコンサートにお邪魔した。パンフレットを見て最初に驚いたのは、成城大学合唱団以外に10の合唱団が出演されるということだった。
私の推し、「コーロ・カステロ」の出演は知っていたが、成城学園に何らかのルーツを持つ合唱団がこんなに多くあり、それらの合唱団が一堂に会して合唱を楽しむコンサートが催されるとは何と素晴らしいことか。成城学園が音楽を通して在校生と卒業生を区別なく大事にされようとしていることが伝わってきた。
そんな成城学園を象徴しているように感じたのが「合唱団 群城」だ。2011年の東日本大震災で福島県南相馬市の小高中学校は原発事故の警戒区域に指定されたことから避難を余儀なくされ、当時1年生だった生徒が全国に散り散りになってしまう。そんな仲間のことを思う生徒たちの言葉や作文を元に、音楽の小田美樹先生が作曲されたのが「群青」という歌で、生徒たちが大震災から2年後の卒業式で合唱し、それが今や全国で愛唱されるに至っている。その「群青」を心を込めて歌おうと誕生したのが「合唱団 群城」で、今回は115名もの有志が集い、何と、小田美樹先生をご招待してピアノ伴奏をお願いし、見事な合同演奏を披露された。これには感動した。
さて、私の推し、「コーロ・カステロ」は4曲歌われたが、「俺たちはまだ若い。そう簡単にはくじけないからな」という歌詞だったのかなと思わせるドイツの学生歌と、「皆さん、酔っ払うとこうなるのかな」と目に浮かぶようなスマトラバタック民謡(乾杯の歌らしい)が特に良かった。コーロ・カステロにはまだまだ頑張って欲しい。
最後に出演の成城大学合唱団は混声合唱曲集「落葉松」から3曲を歌われたが、若くて芯のある歌声が耳に快く響く素晴らしい演奏だった。卒業後もさまざまな形で合唱を楽しむ先輩方を見て、彼らも自然に合唱と親しむ人生を送られるのだろう。とても温かな気持ちになって会場から失礼した。






