以前、住まいの件でお世話になったM本さんと晩ご飯をご一緒した。3月にお目に掛かり、あまりにも聞き上手な方だと思ったので、「Listening Entertainer」、「Entertaining Listener」と勝手に名付けさせて頂いた方だ。 聞き上手 

 

昨夜もM本さんの笑顔につられ、すっかり良い気持ちになってべらべらと喋らせて頂いたのだが、M本さんから聞かされた「時間によって神楽坂通りの一方通行が逆転する」お話や、「3か月の愛娘を残し、神風特攻隊で戦死された植村大尉の遺書」のお話は大変興味深く、引き込まれるものだった。聞き上手は話し上手というが、M本さんとご一緒して本当にそうだと思った。

 

さて、英語で「聞き上手」は何というのかと調べてみたら、「first-class listener」とか「skilled listener」と出てきた。この辺りまでは想定内だったが、「seasoned listerer」と書かれていたのには驚いた。綴りはどう見ても季節の season だし、そもそも season に動詞があったのかなという疑問に突き当たった。そこで早速調べてみたら、「食べ物に風味を加える」、「乾燥させる」、「会話に色を添える」、「フライパンを油になじませる」等の意味を持つ動詞だと出て来るではないか。自分の不勉強を棚に上げ、大発見したような気分になった。

 

その中に、「人に経験を積ませる」、「仕事に習熟させる」という意味もあることも分かり、だから、seasoned になると、十分に経験を積んだ、という意味になるのだと分かった。ちなみに、「ベテラン女優」は「seasoned actress」だし、「seasoned drinker」は「飲み助」だ(笑) 聞き上手な方が話し上手だと後で分かるように、良く知っているつもりの英単語にも知られざる意味があるということか。