第1部、第2部合わせて2時間半という大作だったが、予定の時間通りに無事終了した。これまでの練習やリハーサル時の出来を上回る演奏や演技が続き、今回も最後の最後に子供たちが見せる覚悟や集中力に驚かされた。
ただ、子供たちが本番で力を発揮できるように、先生や親御さんたちが積み上げてきた用意周到な準備にも今回頭の下がる思いがした。本番の前日、何の写真を撮っておられるのだろうと思ったら、打楽器をどのように配置するか、子供たちの移動のために必要な間隔がどれくらいかを徹底するための写真だった。
楽譜も何種類かあり、私が頂いた合唱・独唱用のもの、子供たちのパーカッション用のもの、子供たちが順番に弾くピアノ用のもの、オーケストラはピッコロ、フルート、オーボエ、クラリネット、バスーン、ホルン、バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバスという構成だったから、楽譜を準備するだけでもさぞかし大変だったことと思う。
今朝、終了後に撮影した記念写真が届いた。これを見て「笑っていない人がいない」ことに気付いた。全員が力を出し切ったという達成感と満足感、そして解放感を心の底から味わうことができたのだと思う。