黒スーツの天使 -16ページ目

黒スーツの天使

大好きな黒スーツの天使のお話

 

目が覚める。

見上げるといつもの白い天井。

白地に同じ模様の羅列を目で追って、少しずつ意識を回復させていく。

 

また同じ朝が来た。

とてもけだるく体を起こしたくない。

 

 

 

そこは精神科の病室。

起きたくないけど、起きないと・・・。

規則的な生活を送らないと出られない。

どうしてまたここにいるんだろうー?

 

分かってる、自殺未遂したから。

病院に運ばれた日の事もうっすら覚えてる。

看護婦や病院のスタッフに囲まれて、罵声が飛び交う。

 

脳波もとられてる。

「意識あります!」

聞こえてる。

けど、薬で体が動かない。

 

目が覚めたときには病室のベッドの上にいた。

重いため息をつく。

 

 

今度はいつ出られる?