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皆さんこんにちは
mikaです
本日も見に来てくださりありがとうございます
今日は前回のブログの続き、＜日焼け止め成分編＞です。
前回のブログはこちら
｛前回はSPFやPAについて理解したけど、最近よく見る「ノンケミカル」って何？）
紫外線カット剤には紫外線吸収剤と紫外線散乱剤の2種類があります
どちらも入っているものもあれば、片方だけのものもありますが、
ノンケミカルや紫外線吸収剤フリーと記載されているものは、
紫外線散乱剤のみが使用されています。
まずは紫外線吸収剤と紫外線散乱剤の紫外線カットの仕組みをご説明します
紫外線吸収剤
紫外線を吸収し、化学反応で熱などのエネルギーに変換して紫外線が肌に浸透するのを防ぎます。
化学的にエネルギーを生み出すため、肌には負担になると言われることがあります。
また、サンゴ礁への影響の危惧によりハワイやパラオなどでは一部の紫外線吸収剤が使用禁止に。
紫外線散乱剤
粉体の成分が物理的な仕組みで紫外線を散乱、反射させるのが紫外線散乱剤。
物理的に紫外線を散乱させるため肌への負担は少ないと言われていて、
敏感肌の方におすすめなものが多いです。
｛肌への負担が少ないのなら、紫外線散乱剤を選べばいいんだね！）
ここが必ずしもそうでもないのがまた難しいところ、、、
紫外線散乱剤にもデメリットはあります。
1.紫外線吸収剤よりも紫外線カット効果が弱い
レジャーやビーチなど、
炎天下の中で1日中過ごすには不向きな場合が多いです。
2. 伸びづらいものが多かったり、白残りしやすいものもある
最近は改善されているものも多いですが、
紫外線散乱剤は粉体の成分のため、
紫外線吸収剤の日焼け止めより伸びなどの塗り心地が劣る場合があります。
昨年の日焼け止めまとめに載せたキュレルさんの日焼け止め
SPF30で、今年も冬の時期や、最近は在宅ワークの日によく使用しています。
少し固めのテクスチャ
3. 金属アレルギーの方は、「酸化亜鉛」でアレルギー反応を起こす可能性がある
紫外線散乱剤は酸化チタンと酸化亜鉛が中心です。
「酸化○○」は基本的には金属アレルギーは起きない成分なのですが、
ごくまれに不純物によってアレルギー反応が出る場合があるそうです。
ただどのような成分、商品でも個人差でアレルギー反応が出る可能性はあるので、酸化亜鉛に限った話ではありませんね。
4. 「酸化亜鉛」が毛穴に詰まりやすいと言われている
酸化亜鉛は皮脂と結合することで皮脂崩れを防止する効果が
反面、その効果により毛穴に皮脂汚れが詰まりやすくなってしまうことも。
元々皮脂が多かったり、毛穴が詰まりやすい方は気をつけたい成分です。
そうでない方は、毎日のクレンジングやスキンケアを丁寧に行っていれば、
そこまで気にしすぎる必要もないかもしれません。
ここまでを踏まえて、おすすめの日焼け止めの選び方はこちら
※あくまでも一例です
肌が敏感＆肌負担を気にする方
基本的には紫外線散乱剤のみが配合されたノンケミカルの日焼け止めを使う
真夏に1日中外にいる場合やレジャー時などは紫外線吸収剤配合の日焼け止めを使い、終わり次第すぐに洗い流す
※そのあとも太陽が出ている時間帯で車に乗る、外に出るなどの予定がある場合は、ノンケミカルの日焼け止めを塗り直しましょう
それ以外の方
日常生活に合わせて紫外線散乱剤と紫外線吸収剤を使い分ける
たとえば…
1日中家にいる時や曇りの日：ノンケミカルのもの
晴れている日やお出かけの日：紫外線吸収剤配合のもの
レジャー、真夏日で1日外にいる日：紫外線吸収剤配合のもの
参考になりますと幸いです
本日も最後まで見てくださり、ありがとうございました
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