治療のはじまり③ タグリッソ服用開始 | 闘病のらりくらり (肺せん癌ステージⅣ)

闘病のらりくらり (肺せん癌ステージⅣ)

肺腺癌の治療中。
2018年10月から一次治療タグリッソ
2024年8月から二次治療ABCP療法

放射線治療がおわった翌々日から
ファーストライン治療として
タグリッソの治療がはじまった。

治療、、といっても、毎日決まった時間に
錠剤を(80mg)を一粒飲むだけ。
実に、時間も体力も使わない治療。
こんなんで、癌をやっつけられるの!?
原発箇所や転移箇所、あちこちにあるのに
こんな一粒の薬で大丈夫!?
と不安になるほどの負担の少なさ。

主治医から治療方針の話があった時、
EGFR遺伝子変異が陽性なので、
分子標的薬を使う治療になること、
薬は今現在4種類の選択があること、
そしてその中でタグリッソが適している、
との話があった。
選択肢の中から選ぶというよりも、
もう一択という感じでタグリッソを
すすめられた。
しかも今年の8月から一次治療で使えるようになったばかりだということも。

その話を聞いたときは、遺伝子変異?
分子標的薬ってなんのこと?
抗がん剤って点滴しなくてよいの?
8月から認可おりたってことは
まだ実績は少ないんじゃないの?
と、肺癌治療についての知識があまりに
乏しくて、頭の中は???の世界。
でも医師がこれだけすすめるのだから、
もう任せるしかない!と
お願いすることになった。

話を聞いてから実際に飲み始めるまでに
3週間ほどの日数があり、その間、
放射線治療は一日5分でおわるため、
時間はたっぷりとある。
ベッド上でスマホを使って肺癌についての
情報をあちこち探る毎日だった。
実際に治療を受けてる方の声が知りたくて
ブログを徘徊していると気がついた。
同じ肺癌でも、症状はまちまち。
種類や遺伝子変異が違えば治療も違う。
転移の有無や、転移箇所によってもまったく違ってくる。
しかもファーストラインでタグリッソを
使えるようになったのは8月からなので、
同じ立場の人のブログは少ない。
でも癌種が違おうと、ステージが違おうと、
みな現実を受け入れながらも、
病気に向き合っている。
私ももっと自分の病気について知らないといけないなぁと思うことができた。


タグリッソの服用開始2週間くらいは
入院したまま体調をみていくとのこと。
副作用の話は医師からも、薬剤師からも、
看護師からも、テキストを使って
詳しく説明してくれたけど、
実際に自分にはどんな症状がでてくるのか、
やってみなくちゃわからない。

そして、11月7日から、
服用を開始した。



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