旅の記憶( 12 )タイ編 | 前略、バビロンの片隅より ~Out Of Order

前略、バビロンの片隅より ~Out Of Order

Yahoo!ブログから引っ越してきて早や1年
飲む打つ買うの三拍子揃ったろくでなしが
スーダラな日常をゆる~~く書いてます(時々過激になりますが)
時々持病の鬱で更新が止まったりしますが、生きてはおりますので。。。

種馬? DE パンガン島

騙されて、誰も来ないビーチに連れてこられと言っても、いつまでも呆然としてられません

TAMAはバンガローの鍵を開けると中に入りました。 セミダブルのベッドに小さな冷蔵庫と棚があるだけ
トイレとシャワールームは、一度部屋を出てテラス( というほど豪華なモンじゃない )から入り直すようになっています

荷物をほどいて、部屋を整理すると、夕方になってしまいました

ドアを開いて、外を見ると (ノ´▽`)ノオオオオッ♪ こんなビーチにも救いはある

目の前の海に沈もうとする太陽が見事な夕焼けを見せていました

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(● ̄  ̄●)ボォ----TAMAは部屋に戻ると、安ウイスキーを取ってきて、グラスを調達するのをを忘れていたので、ラッパで飲みながら夜空に星がいっぱいになるまで、沈んでゆく夕日を見つめていました

そういえば、お腹が空きました、朝からコンビニで買った、サンドウィッチしか食べていません

階段を上がり、オフィスとくっついた食堂に座りました、ちゃんとした英語のメニューを女主人が持ってきます
「(・へ・;; )うーむ・・・・バンコクの安食堂より高め。 TAMAは無難に、グリーンカレーを頼みました

マズかったらどうしよう・・・送ってくれた車から見た限り、他に食事できそうな所はありませんでした
ややあって、カレー到着。 一口食べて「美味しい!」ヾ(@⌒¬⌒@)ノ オバサンの腕は確かなようです

嬉しくなって、シンハービールの缶も持ってきてもらい、食べているとふっと視線に気がついて、そちらを見ると、厨房の出入り口から女の子が2人顔をのぞかせています

オバサンの娘さんでしょうか? 目が合うと手を振ってきたのでTAMAも振り返します。 2人は顔を見合わせてキャッキャッ笑って引っ込んでいきました




自分のバンガローに戻って、今日の小遣い帳をつけ、文庫本を読みながらウィスキーを飲んでいると“ コンコン ”ドアをノックする音が聞こえました

「誰?」ドア越しにTAMAがたずねると「さっきキッチンであったでしょ」女の子の声がしました
念のため、シーナイフをお尻の上、ベルトに挟んでドアの鍵をはずし、ドアを開けるとさっき食堂で手を振っていた女の子の1人が立っていました

「どうしたの?」とTAMA 「入ってもいい?」女の子はTAMAにビールの缶を両手に2個見せて言いました
「???・・・どうぞ」TAMAはドアから一歩下がって女の子を迎え入れました

彼女はたった一つのイスに座ると、「飲むでしょ」片方の手のビールをこちらに差し出して言いました

「サンキュー」座るところのなくなったTAMAはビールを受け取るとベッドに腰を下ろしました

「日本から来たのね・・・」

「なんで知ってるの?」「ママにこっそり“ ゲストブック ”を見たの」

「一緒にいたのは姉妹?」「そう、私が姉よ」

しばらく、他愛もない話をしていると、彼女はイスから立ち上がり、TAMAの隣に座ってきました

徐々に会話が途切れがちになり、彼女は自分からベッドに倒れこむと両手を差し出してきました






翌日の夜「いいのかなぁ・・・」複雑な心境で食堂に行くと先客がいました、白人の夫婦っぽい2人連れです

「ハーイ、グッドイブニング」夫らしき男性が声をかけてきました

「グッドイブニング」TAMAも笑顔を作って、答えて、隣のテーブルにつきます

「こっちのテーブルに来ないか?」男性が言ってきたのでTAMAは彼らのテーブルに移りました

「僕はマ-クだ、そしてこっちが妻のキャサリン・・・えぇと君は・・・」
「********」TAMAは下の名前を名乗りました。 「えっ、&%$&%#?」やはり外人には発音が難しいようです
「コールミー“ ヒロ ”」TAMAは助け舟を出しました。 「おお、ヒーローだね」マークは笑って言いました
「よろしく、ヒロ、私はキャシーと呼んでね」奥さんのほうが始めて口を開きました





夕食を食べながら、話したところによると、マークはオーストラリアで会社を持っていて、実質的な経営は友人に任せて、自分は役員報酬と、株の配当で暮らし
一年の半分はオーストラリアで、残りの半分はこのバンガローで過ごしているそうです




夕食後、階段を下りながら、マークが「僕たちのバンガローに来ないか?ビールを飲もう」そう誘ってくれたので、ついていくとTAMAのバンガローより一周り大きな“ 1番 ”のバンガローに着きました

TAMAとマークがバドワイザーを飲みだすと、キャシーが少し離れたところで、紙巻タバコに火を点けました。 
途端に懐かしい香りが広がります。 この香りは、初めてのアジア放浪のとき、ネパールでさんざん“ お世話になった香り ”大麻です

「おお、なつかしい香り・・・マリワナ?」「イエス、ジョイントよ・・・ヒロも吸う?」
キャシーは、自分の吸いさしを手渡してくれました。 肺いっぱいに吸い込み30秒ほど息を止めて、ゆっくりと吐き出します。 それを2回繰り返しキャシーに返しました
懐かしい感覚がよみがえって来ます アルコールとは違う、精神がとろりと心地よくなる感じ

TAMAとキャシーはその1本が短くなるまで、やりとりを繰り返し、もう、手に持てないほど短くなるとキャシーは“ ローチクリップ ”という器具を使って最後の一服まで吸いきってしまいました





自分のバンガローに戻り、大麻の酔いの余韻を楽しんでいると“ コンコン ”ドアがノックされました

「昨日の女の子が来たな・・・」ドアを開けると、今夜は妹のほうがビール持って立っています

「入ってもいい?」「・・・ようこそ・・・」と、苦笑いのTAMAでした






約2時間後“ 用事 ”を済ませて帰っていく姉妹の妹を見送ったTAMAは、テラスに作りつけられたベンチに体を預けて、ウイスキーを口に運びながら考えてました

「あの姉妹、めぼしい一人旅の男が来るたびに二人で共有して“ 食ってる ”な・・・」

次の夜、案の定、姉のほうがやってきました

つづく!

マタネッ(^ー^)ノ~~Bye-Bye!