ビックプーリーゲージ。
ロードもTTもセラスピのエアロにしてます。
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このユーザー以外気が付かないと思いますが…これ、結構特殊なんですよ。
当たり前のように取り付けられていて、何が?なんですが…通常のフロントダブルだと、この位置に来ないんですよ。
しかもこれ、リヤがフルトップの11Tではなく、13Tとか14Tでこの位置なんです。
え?何が?ですよね〜。
これ見たらわかりますよ〜。 これがロー28T状態です。(大体このプーリーゲージ取り付けている方は、ほぼこの状態です。)
斜めになって…なんですよ。そう、羽位置が前に行って、斜めで、せっかくのエアロが台無しになるんですよ。
これが、フルトップ11Tの状態。 コレコレ!ですよね。 プーリーゲージ羽位置がこの位置になって初めてエアロ化されるんですよ。
で、このエアロプーリーゲージ取り付けている方でこんな風になっている方は、ほぼ居ませんね。
この位置に来るのは、フロントシングルチェーンリングのみです。ダブルだと、不可能なんですよ。
皆さん、リヤディレイラーの働きを知ってますか?
大体の方は、ギヤ位置を調整するくらいにしか考えてないでしょう。なので、チェーン長の決め方も良くわからないんですよ。
リヤディレイラーの働きは、ギヤ位置の調整と、もう一つ、チェーンの長さを補う。この2点です。
このチェーンの長さを補うって事さえ理解出来れば、チェーン長も決められるし、長さを補う仕組みが理解出来れば、何故このセラミックスピードのエアロプーリーゲージがこのカタチなのか?もわかります。
チェーンは、最短な一番短い長さでしか決められないんです。いかなる組み合わせでもです。
フロントチェーンリングがイレギュラーな組み合わせでも、ビックプーリーゲージを取り付けようともです。最短距離になる長さがチェーンの長さになります。
それは、フロントにインナーがあるなら、リヤはトップ状態。
私のだと、フロントはシングルですから、リヤがトップ状態です。
これが最短で最も短い長さです。
だとしたら、リヤがロー側になると、外周は大きくなるので、チェーンが足りなくなりますよね。それを補うのがリヤディレイラーです。
これですね。こうやってゲージが前に行って長さを補ってます。
じゃ、チェーン長を決めるなら、この状態、ゲージを最大に前に出して決めたら同じじゃんって思うでしょ? それは間違いです。
まず、この状態、ゲージが最大に前には行ってないです。
そして、私のバイクのセラミックスピードのエアロゲージのトップ状態を見るとわかるように。なるべく始まりをゼロにしたいんですよ。
何故、そこから始まれないといけないの?ですね。
トップ状態でゲージを前に出すとわかります。
これ、まあまあなチカラが要ります。
リヤディレイラーのこの機構を得るのには、バネのチカラを使っています。
そして手で前に出すとわかりますが、そこそこのチカラが必要なんですよ。
で、この前に出すチカラは、全て自分の足のチカラに頼る訳なんですよ。
要するに、ゲージが前に動くと、その分の負荷が絶えず足に掛かります。そして、このバネは、前に動くほど強くなります。(そう言う仕組みになってます。)
実際にビックプーリーゲージを組むとわかりますが、前に出そうとすると、まあまあチカラが必要だとわかりますよ。
で、
この状態です。 テンションゼロなんですよ。これ、全くプーリーゲージは前に出てないんです。
エアロ化したいって事は、最高速が出るトップ付近で考えてますから、このテンションゼロ時、トップでこのカタチになるようにデザインされてます。
言ってみれば、ロー側なんてどーでも良いんですよ。このデザイン。
高速で使いそうな14Tでもこのエアロ位置をキープしてます。
これ、フロントシングルだから成せるんです。
ダブルだと、インナーでチェーン長を決めるしかないので、どうしてもこの位置には来ません。
そして、14T付近まで、プーリーゲージが余り動いてないって事は、バネのチカラもほぼ効いてないって事なので、足に掛かる負荷もほぼ無いって事です。
セラミックスピードは、よーくわかっていると思います。こんなデザインにするって、この事をわかってないと出来ないですから。
因みに、これ、ホントにロー側は考えてませんよ。
11Sの場合、11-28Tまでしか考えて無いですね。
ギリ11-30T。私くらいわかっていて、不都合もあるのも承知で、完璧に調整出来て11-32Tがホント限界。11-34Tは付きません。
実は、ビックプーリーゲージって、結構ヤバい商品だと思う。ホント、素人さんは取り付け不可にすべき。と、言うか、自転車店ですら怪しい。結構ヤバすぎる商品です。知らないと破損しますね。下手するとフレームやホイールも。 結構そう言う、事例聞くので、ヤバい商品だと思います。
次回はそのあたりを解説したいと思います。







