奨学金と専門的実践教育訓練給付金の「ダブル受給」は可能か?
社会人学生にとって、最も気になるのが学費と生活費の問題ですよね。 なかでも、「奨学金」と「専門実践教育訓練給付金」のダブル受給については、ネットで調べても意外と情報が少なく、分かりにくいのが現状です。
「これ、両方活用できたら最強だと思いませんか?」
結論から言います。
可能です。
私自身、実際に受給できました。しかも、私の場合はダブルどころか、ハローワーク・県・市の**「トリプル受給」**を実現し、合計で約260万円を調達しました。
(※正確には、勤務年数の条件をクリアするまでは「貸与」の形ですが、将来的に返還免除となる前提で組み立てています)
正直、学費や交通費を合わせてもここまでの金額は必要ありません。しかし、「もらえるものはもらっておく」べきですし、「もし落ちたら返済が発生してヤバイ!」という強烈なモチベーションにもなります(笑)。
なぜ「ダブル受給」ができるのか?
私は病院からの貸与は受けていないため、病院独自の奨学金との併用については不明ですが、「自治体系の奨学金」と「ハロワの給付金」は併用できる可能性が非常に高いです。
理由は、自治体系奨学金の性質にあります。 これらは「その地域での勤務年数条件をクリアすれば返還免除」という仕組みです。ハローワーク側から見れば、受給時点ではまだ「返済が免除される(=所得になる)か確定していない」ため、給付金の制限に引っかからないケースが多いようです。
狙うなら「入学前」の確認が必須!
ダブル受給を狙う方に、絶対に注意してほしいポイントが3つあります。
1. 自治体ごとに条件が異なる
都道府県の修学資金には、「県内の学校に限る」などの条件が隠れていることがあります。特に通信制の場合、学校の本部が県外にあることが多いため、願書を出す前に必ず県庁や自治体に確認しましょう。 ※この際、ストレートに「ダブル受給できますか?」と聞くよりは、それぞれの受給要件を個別に確認するほうがスムーズです。
2. 市町村の奨学金はレアケース
私の場合、看護師不足に悩む「市」が独自の奨学金を出していましたが、これはかなり珍しいケースです。市町村単位の支援はあまり期待しすぎず、あればラッキー程度に調べてみてください。
3. 「どこで働くか」の制約
都道府県の奨学金は、卒業後の勤務先が「県内の病院」や「病床数○○床以下」の制限がついていることがほとんどです。「老健はOKでも介護施設は対象外」や両方ともダメというケースもあるため、卒業直前に慌てないよう、出口戦略もしっかり確認しておきましょう。
動き出しは「合格後すぐ」に!
手続きのタイミングには時差があります。
-
都道府県の修学資金: 入学後、学校経由で手続きすることが多い。
-
市町村・専門実践教育訓練給付金: 入学前に手続きを完了させる必要がある。
通信制の合格が決まったら、休む間もなく直ちに動いてください。事前の情報収集とスピード感が、100万円以上の差を生みますよ!