通信制看護学校を検討し始めると、必ずと言っていいほど耳にするのが「放送大学」の名前です。
多くの学校で一部科目の単位を放送大学で代替できるため、切っても切り離せない関係にあります。
私の通っていた学校では必須ではありませんでしたが、少しでも入学後の負担を減らすため、事前に単位の3分の2ほどを放送大学で取得しました。
その経験を踏まえ、「ぶっちゃけ入学前に入るべきなの?」という疑問にお答えします。
1. 「入学前に受けるべき人」の判断基準
結論から言うと、自分の志望校のスタイルによって戦略が変わります。
【放送大学が必須の学校の場合】
迷わず、可能な限り入学前に受けて消化しておくことを強くおすすめします。入学後は看護実習や専門科目の課題で手一杯になるため、一般科目を終わらせておくだけで心の余裕が全く違います。
【必須ではない学校の場合】
「予算が許せば受けておいた方がラク」なのは間違いありません。ただ、周囲を見るとほとんどの学生は受講していませんでした。
個人的な判断のポイントは、学校の試験形式です。
4〜5択のマークシート試験: 放送大学を使わなくても、自力で乗り切れる可能性が高いです。(いや、勉強はするんだよ)
レポート形式の試験: こちらは放送大学で済ませておいて正解でした。レポートは構成を考えるだけで2〜3日は持っていかれます。その負担から解放されるメリットは計り知れません。
2. 放送大学の仕組みと「申し込み時期」の罠
放送大学は申し込めば誰でも学べる大学です。授業はBS放送やインターネットで好きな時間に受講でき、テストも(一部科目を除き)自宅で完結します。
注意すべきは「入学時期」です。
これを逃すと半年をムダにするので、スケジュール帳にメモしておきましょう。
入学時期出願期間の目安
4月入学→11月下旬 〜 3月中旬
10月入学→6月中旬 〜 9月中旬
学生の種類はどう選ぶ?
通信制看護学校の単位狙いであれば、以下のいずれかを選ぶことになります。
選科履修生: 好きな科目だけ履修。在学期間は1年間。
科目履修生: 好きな科目だけ履修。在学期間は半年間。
まずは自分のペースに合わせて、少しずつ消化していくのが定石です。
booは1年半在籍し、1期目3科目から始め、少しずつ科目を増やしていきましたが、仕事しながらとなると半期で5~7科目が無理のない上限かと思います。
3. テスト対策と「知る人ぞ知る」活用術
放送大学には、中間テストにあたる「通信指導」と、単位認定のための「学期末試験」があります。「どうやって対策すればいいの?」と不安になるかもしれませんが、ご安心ください。蛇の道は蛇です。
准看時代、誰かがどこからか過去問をもってきた経験はありませんか?
実は放送大学の公式サイトでは、入学後に受講科目以外の過去問も閲覧・ダウンロードが可能です。「次はこれを取ろう」と考えている科目の過去問をあらかじめ入手しておくと、攻略難易度がグッと下がります。
【おまけ】学生証の恩恵地味に嬉しいのが、放送大学に入ると「学生証」が発行されることです。立派な大学生ですので、学割が使えます。私はよく「焼肉ライク」で学生証を提示して、学生サービスの一品を楽しんでいました(笑)。勉強のご褒美に学割を使い倒すのも、モチベーション維持の秘訣かもしれません。