ホベツのおばぁ。 | ブーティの裏

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Funnyな神さまの導きによりフォトグラファーをする傍ら、2014年から狛江で1番入りづらいバー「ゴータバー」という飲食店をスタート。そのお店の日記を綴っています。学歴が小学生程度しか無いため誤字脱字多めですがお許しを。

日曜の朝8時10分・・


田舎の青空が広がる中、ある人をずっと待っていた。


10歳の少年は待ちきれずときたま道路脇から200メートルほど先のバス停を覗く。


1台のバスが見えてきた


さっそうと少年はバス停に走り、おばぁが降りてくるのを待つのだ。


バスから降りてきたおばぁは、両手に抱えきれないほどのプレゼントを持ち・・


少年にはサンタさんのような存在だ。


優しくて


小さくて


それでいて偉大で。


そしておばぁのイイニオイがするのだ。


おばぁがくると嬉しくて嬉しくて・・・・




それから約20年が経過した


小さく偉大なおばぁは、自分の力では動けない。


体中に管がささり


ノドには親指ほどの穴があいている。


目はもう開かない


そんな病室のおばぁのそばでも何故か心安らぐ。


俺のおばぁだ。



ブーティの裏!