深い大きなプールで(といっても水深1.1】顔をつけてバタバタ泳げるのに、
小さな浅いプールで、
友達の足の下をくぐれない子がいます。
友達は足を開いて立ち、黙って待っています。
子供って言葉がないからいい時間がありますよね。
この 『間』 を無くした大人も多いのでは。
なかなかいい時間です。
私もその様子をじっと見ていました。
でも、
悩んで考えてちょっとつらそうな目になってきて、
待っていた友達が私の顔を見ました。
なにか言って欲しそう。
少し待って声を掛けました。
『考えんでよかよ。してみんね、できるよ』
そう言ったらすんなりできちゃった。
素直なんだよね~
それで2人で顔を見合わせて私の顔を見るので、
『あと2回くぐらせてもらわんね』
と言ったら綺麗に何度も潜り始めました。
どういう想像してたんだろう。
足に挟まれるとか?
水の中で動けなくなるとか?
羽交い締めにされて苦しくなっちゃうとか?
私達から見たらたいしたことじゃないけど、
本人にとっては清水の舞台から飛び降りるような勇気がいったと思いますよ。
よかったね~~~
時々、
水圧を怖がる子供もいます。
確かに1メートルも潜ると圧迫感がありますよね。
潜っていくスピードと浮き上がるスピードは違います。
浮き上がる方向がわかると安心することもあります。
よく、
赤ちゃんの発達で 『腰が据わる』 という表現がありますが、
最近の幼児に感じるのは、
腰がしっかり座っていない。
・・・言い方が少し違うかもしれませんね。
腰でバランスが取れないので、
しゃがんだ姿勢でじっと動かないように潜り続けられないんです。
水と人間の比重はおよそ1:1なので、
肺の中に空気が入っている時、
頭の少し上の部分が水の上にないと足がプールのそこから離れてしまって、
背中が水の上に出てしまいます。
椅子の生活とも関係あるんですかね。
まぁ、これは理屈なので、
理解してこれを実行しようとすると左の脳を使うことになってしまうんですが、
情報量が少ないせいなのか、
足りない部分を補うせいなのか、
変な力が入ってしまうことがあります。
だけど、
右の脳でイメージしてその状態に近づけようとするとき、
変な力を使わないでうまくいくんですよね。
それが子供です。
泳いでみせるだけでできるようになることも多いです。
だんだん大きくなっていろんな経験をするとそれが邪魔をして、
頭で考えてしまうから動けなくなることがあります。
『考えないでやってご覧』
と子供に言いながら、
『あなたもね』
と自分に言っています。
簡単な事なんだけどな。
だからイメージを入れればいいんだよね。