観そう…
ワタシタチハニンゲンダ!です。
2022年、日本のドキュメンタリー作品。
2021年3月、スリランカ人女性ウィシュマさんが名古屋入管で死亡した、彼女の死は長年ベールに包まれてきた入管の闇を象徴する事件となった、在日外国人や外国人登録法などの人権侵害に迫ったドキュメンタリー映画。
一応順を追って日本という国が元々在日外国人などにどんな扱いをしてきたのか、どんな法律を作って対処してきたのか、それを説明しながら、現代でも行われている闇に迫っていく、そんな形。
ほとんど難民を受け入れないとか、他の国よりかなり厳しい条件で国籍を取らせるとか、そりゃ国によって考え方も違うと思うし、ある程度の年齢以上だとそういう政府のやり方もそこまで否定することなく理解できると思う。
やはり島国だし、独自の文化があるのもこの日本という国だし、他の国の人間が沢山入ってきたりして、違いがあるのは分かっているけど受け入れるまで時間がかかるのもこの国だと思う。
コンサバってやつ 笑
でも今は国際社会なわけだし、グローバル、多様性、そして先進国としてはそういう差別的な考えや人権侵害など許させるわけはない。
なので映画として言いたいことはものすごく分かるし、入管のやってることはいけないし、色々と考えるキッカケになってもらいたい作品。
ただ、全てには同調出来ない部分もある、それは自分が受けてきた教育やイメージなんだろうし、もちろん良いことと悪いことの区別ははっきり付けられるけど、単純に何とかしてくれ、助けてくれってのも…
結構簡単そうで難しい問題なのかもね。
ちょっと編集とナレーションが学校の授業とかで観るようなやつで、映画というよりは教材のよう。
★★★☆☆ 3。
映画としての評価は出来ないので、そういう時は全て3です…