ボーンズ アンド オール        美しい | 映画にフィギュアに音楽と 夜の帳の物語

映画にフィギュアに音楽と 夜の帳の物語

趣味100%
映画、音楽、フィギュア、その他…
最近いろいろモチベーションは下がってます…
時間は作るものなのに、作る時間もない。


愛の物語…



ボーンズ アンド オールです。




2022年、イタリア/アメリカのホラー…?





画的にはホラーだけど、ラブストーリーかな。





監督は君の名前で僕を呼んでや胸騒ぎのシチリアなどのルカ・グァダニーノ。





生まれつき人を食べてしまう衝動を持った18歳のマレンは同じ秘密を抱えるリーという青年に出会う、二人は次第に惹かれ合い一緒に生活するようになるが…






前半は主人公の女の子の母親を探しに旅するロードムービー、その途中で出会う同族や餌食になる人達、そして別れがあり、また出会い、別れと…そんな流れ。






人を食べなきゃ生きられないわけではなく、たまに無性に食べたくなるって感じで、普段は普通に飯食ってるし(^O^)






なので、ニオイで色々分かるとかギミックはあるけど、吸血鬼とはちょっと違う。






ちょっと見方を変えればカニバリズム要素を社会的マイノリティーのメタファーとして描いてるわけで、人を殺めるのはいけないことだけど、どうしようもない症状ということで、それをやめさせるには死ぬことっていう母の愛は本物。







なので、精神病院のシーンはなんとなく思い返してみると良かったね(´∀`)






ラストも究極の愛かな、ひとつになるとか、相手を身体に入れるとか言うもんね、でも全部食ったら超腹いっぱいじゃね?( ^∀^)






少しグロいシーンもありますが、必要なシーン達だし、無駄な要素はほとんど無い。







ティモシー・シャラメはいつ見てもカッコイイし、美しいね〜、なんでもやれる役者だし素晴らしいです。







他キャストはテイラー・ラッセル、マーク・ライランス、クロエ・セヴィニーなど。





★★★★☆ 3.5。





ちゃんと愛の物語…