クライマーズ・ハイ       この監督の | 映画にフィギュアに音楽と 夜の帳の物語

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映画、音楽、フィギュア、その他…
最近いろいろモチベーションは下がってます…
時間は作るものなのに、作る時間もない。


最高傑作じゃないかな…



クライマーズ・ハイです。




2008年、邦画。





監督はこの前観たヘルドッグスや検察側の罪人などの原田眞人。






他にもこの監督の作品は結構観てますが、個人的にはあまり評価してなくて、でもこの前のヘルドッグスも結構良かったし、そういえばクライマーズ・ハイって観てないかもって思いつつ、初鑑賞。





ただの山登り映画かと思ってたけど、違うのね(´∀`)




日航機墜落事故を扱った地方新聞社のお話でした。




原作は横山秀夫、だから結構しっかりしてるのか。





ちょっと舐めてましたが、かなり面白かった、そしてこの監督の最高傑作はこれなんじゃないかなと。




まだ生きてますし、これからも映画撮るだろうけど、多分これを超えないよ 笑



 


昭和の熱、新聞社の熱さ、そこに賭ける人達の情熱と怒号など群像劇な側面もあるけれど、この新聞社でのシーンがとにかく好き過ぎる。






カットやカメラアングル、全員が仕事してる感じも、全員が必死な感じなのもちゃんと伝わるってすごいよね。





もちろん編集の仕方も良い。

 




スクープを目指してるけれど、地方紙としての意味、社内でのぶつかり合いなど展開も普通に面白い。


 



そして今も第一線で活躍する豪華キャストがかなり出演していて、皆素晴らしい演技をしている。





多分主演の堤真一が一番普通 笑 いつも通り。





他キャストも皆若いけれど、堺雅人に尾野真千子、高嶋政宏、山崎努、遠藤憲一、田口トモロヲ、滝藤賢一、でんでん、小澤征悦などなど、皆素晴らしかった。



 


邦画も良い作品あるし、演技も素晴らしかったし、やれば出来んじゃんって( ^∀^)






高嶋政宏の病気と山登りのシーンが必要かどうかはかなり微妙だけど、原作通りの脚本ではあるんだろうね、新聞社だけに絞っても良かったと思うけど、原作ありきなら仕方ないのかな。






息子のことや友人の息子との仲などよく分からないというか説明不足な部分も多々あるけど、まあ許そう 笑





長さも気にならず予想外に面白かったのでもっと早く観とけば良かったけれど、このタイミングで観たことも運命…






★★★★☆ 3.5。




真相は…