許された子どもたち       柳楽顔が | 映画にフィギュアに音楽と 夜の帳の物語

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映画、音楽、フィギュア、その他…
最近いろいろモチベーションは下がってます…
時間は作るものなのに、作る時間もない。


合うんだろうね…


許された子どもたちです。


2019年作品、邦画です。


監督は内藤瑛亮、パズルやドロメなんかを撮った方。


この作品は色々あってようやく完成したらしいけれど、なかなか良い作品。


中学一年の不良グループのリーダーの少年がいじめていた同級生の少年を殺してしまう、一時は警察に犯行を自供するが、息子を信じる母親の説得により否認し少年は無罪となる。
しかし世間から激しいバッシングを浴びていく…


と、なかなかの内容なのですが、演出も演技もかなり良いので最後まで面白い。


子供嫌いな人は胸糞悪いなんて言いそうですが、被害者も加害者も結局救済されず、どちら側に寄ったってわけではない作りがとても良いです。



もちろん加害者の少年が一番悪いのだけど、息子のことしか考えない母親や、ただネット上などバッシングしかしない外野、転校先の正義をはき違えた同級生など、胸糞ポイントは沢山あります(´∀`)


誰にでも心に闇はあって、そういう時やそういう年齢の時もあるし、多分少しのボタンの掛け違いでそうなってしまう。


その後を考えると加害者が被害者にもなり得るし、被害者が加害者にもなり得る。



結局彼らはどこへ行くのか…って考えますが、こういうのは反面教師ということで…笑


ま、今はあまりこんなに好戦的な少年達はいないと思うけれど、でも年に数回似たような事件あったりするしね。


ほぼ地方ですが…


そしてこれぐらいの年齢の役だと柳楽顔が一番合ってるみたいだね( ̄▽ ̄)


それを再確認。


★★★★☆ 3.5。


仕事終わったけど、人多すぎないか…