岡田元也イオン社長は「利上げは消費者心理は好転する」と、過去の発言。
だからかね。
今、民主の岡田はだんまりだよ。
分かりやすい。
竹中平蔵が日銀は利上げするなと言ったのはたしか2007年頃。
0金利政策と言うのはバブルが崩壊した時の不良債権処理の為の苦肉の策だった。
民間の金融機関が日本銀行からゼロ金利でお金を借りることができ、
そして、同時に「量的緩和」という政策も導入されていたため、金融機関はほぼ無尽蔵にお金を借りることができた。
金融機関はほぼタダでお金を仕入れ巨額の損失を計上してもまたタダでお金を借りることができれば何とかなる。
その繰り返しで金融機関は不良債権処理を積極的に進めていった。
で、その後また色々とある。
そんな中で一番の特をしたのがこれまた外人。
外国人投資家は金利が安い日本でお金を借り、金利が高い外国で投資する「円キャリートレード」という手法で儲けて海外で資産を築く。
これを「イージー・マネー」と呼ぶ。
そして最近のマスコミは円安でガソリンが上がった。
小麦粉が上がった。大豆が上がった。と騒ぐがこれを円安と結びつける能無し。
この「イージー・マネー」が商品先物で価格を吊り上げるから他ならない。
ではなぜこの商品先物が吊り上がっていくのだろうか?
日本のマスコミはここに全く言及しない。
最低だ。バカで下種だ。
情勢や災害や異常気象が元で何年も不作に陥ってしまっているからこんな事になっている。
今までは100個取れていたじゃが芋が50個しか取れなくなったら40個は自国内で消費する分で弾かれて残る10個だけが輸出します。とやっていれば値段も吊り上がるのも当然である。
豆腐業界が窮状訴え=大豆高騰と乱売が圧迫
個人の豆腐店やメーカーなどで構成する全国豆腐連合会は31日、東京都台東区内で集会を開き、輸入大豆が高騰する一方、スーパーの過当競争で適正価格での販売ができないと窮状を訴えた。集会には大豆の卸業者なども含め約240人が参加した。
豆腐連合会によると、輸入大豆価格の指標となる米国の大豆先物相場は昨年9月に最高値を付けた後、いったん下落した。だが、昨年末以降の急激な円安で、今年の大豆の仕入れ価格は前年比2割以上も上昇している。
なにこれ。遺伝子組み換え大豆の豆腐だったの?
国産って書いてあったと思ったんだけど怖い。
ところで今の日本の現状は至っておかしい。
中国に日本の土地を売る。で遺伝子組み換え大豆を買う。
その土地で国産大豆を作れ。
移民を受け入れたい。農薬漬けの家畜肥料を買う。
一体なんなんだ?
食糧不足は世界的に見て深刻な問題となりつつある。
いや。もうなっている。
コメや小麦は余っていると言うのも大概にした方が良い。
日本の過剰な穀物の輸入は国際マーケットで不安視されているのが現状なのだ。
また民主党政権でレンホーは水利施設の管理費を事業仕分けで6割も削った。
日本人の食糧に対する考え方は「イージー・マネー」を操る外人達よりも劣っているのかもしれない。
今日の趣旨は竹中平蔵の悪口を書くつもりでいたんだけど、
何故か食料問題に流れ出してヒートアップしてしまった。
では最後に
>FAO(国際連合食糧農業機関)も日本の農水省も、2020年までの食料見通しについて、「中国の旺盛な需要に追いつけず、世界の在庫が取り崩されていく」と見ている。今後、価格上昇圧力が強まり、さらなる食糧不足を招くのは必至だ。
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逼迫する食料事情を棚に上げて金利や円高・円安を語ってもそれは浮世離れも良い所である。