外省人 | ブー子のブログ

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損したらどうしよう、と思ったら、やめればいい。
それはやりたくないことだから。

損してもいい、と思ったら、やればいい。
それはやりたいことだから。







http://www.toyokeizai.net/business/interview/detail/AC/76cda9710a0f7744a72cc5e8135c0656/

倒産寸前から、世界最大の米菓子メーカーへと成長した台湾の旺旺集団。日本の老舗米菓子メーカー、岩塚製菓との提携が転機となった。同社を台湾有数の食品会社に育て上げた蔡衍明(さいえんめい)董事長に中国ビジネスで成功するためのポイントを聞いた。



――旺旺の成長で日本の岩塚製菓との提携は重要な意味を持っていますね。

 

 岩塚製菓がなければ、今の旺旺はない。もともと私たちの宜蘭食品は魚の缶詰などを作っていたが、赤字で悲惨な状態だった。それが1983年に岩塚と提携して煎餅の生産を始めて以来、順調に利益を上げ続けている。旺旺の社名も83年から使い始めた。



 最初に岩塚を提携のお願いで訪ねたとき、私は24歳。岩塚の当時の社長(故・槇計作氏)は40歳年上だった。正式に提携を断られたとき、私は日本に駆けつけ、社長にあらためて直談判した。そのときは工場の中で話をしたが、社長は工場にある神棚に供えられたお酒を私に飲ませてくれた。そしてこう言った。「これは金儲けのお酒。あなたがそこまで言うなら提携しましょう。失敗したら、私は社長を辞めます」。

 

 その社長を、私たちは「旺旺の父」と呼んでいる。彼からは「あなたとなぜ提携したのか、自分でもよくわからない。まさに縁としかいいようがない」と言われたことがある。旺旺の経営理念「縁、自信、大団結」の縁は、彼の言葉から取ったものだ。


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