多々あるスーパーへの苦情や要望を読んでいた。
食材や調味料においては、
『入れて欲しい』と書き込まれれば『入荷しました』との返事があり、
どうみても特殊なもののようで、
在庫になりそうだなぁと思ったりするものでも要望をちゃんと聞き入れるところが、
凄いなと思ったりした。
その中でも群を抜いて面白かった1枚があった。それが『カレーうどん』を買った人の怒りの声。
先日カレーうどんを買ったら「揚げ玉」が入っていて食べたら違和感があった。
カレーうどんに「揚げ玉」を入れるなんて信じられない。
もう買わない。
ちなみに私は神戸出身です。
関西ではカレーうどんに「揚げ玉」は入れません。
こんな感じの内容だった。
そこで私が可笑しかったのは、
関西自慢をしながら、
『カレーうどん』ごときでそんなに怒るなよ(▼へ▼メ)と思ったこともそうだが、
文面からは、
この人は日本人であるのは間違いないように思うのだけど、
文章があまりにも下手糞で子供が書いた文章よりも酷かったことだ。
ひらがなでさえも間違っている摩訶不思議な書き物で、
『もっと日本語をお勉強しましょう』と上書きをしちゃおうかな。なんて思いながらクスクスしてしまった。
そして、そもそも関西の人は「揚げ玉」なんて言わないんじゃないの?
ムッチーや前の亭主に「揚げ玉」なんて言ってもちっとも分からなかったもの。
ここで少しスーパーを擁護させてもらうと、
商品として売られていた『カレーうどん』にそのまま揚げ玉が入っているのもおかしい。
ビニールの小さい袋に揚げ玉が入っているのが普通だと思う。
それをユーザーが好みで入れるような心遣いになっていると思うのだ。
だからこの人は自分で投入したんじゃないのか?ととれる。
そして他の人は知らないが少なくとも私達家族や友達達は『カレーうどん』その物を食べない。
だから関西の人に合わせる事もしなくても良いのよ。
長寿庵に行ってもカツ丼だし

ある日、京都出身の前の亭主が『カレーうどん』を私の前で食べた事でカルチャービックらした。
その時が私が生まれて初めて『カレーうどん』を食べる人を見たからだ。
『カレーうどん』の存在は知っていたが、
見たのは初めてだったのだ

そして大阪のムッチーもあの『カレーうどん』を食べてワイシャツをよごした。
重量感のある麺がカレースープの中に落ちてカレースープを跳ね上げワイシャツはものの見事に、
カレー色に染まる・・・

それを見てやっかいな食べ物だね。とボソッと言った私。
>カレーうどんに「揚げ玉」を入れるなんて信じられない。
>もう買わない。
やっぱりカレーはカレーライスで良いんじゃない

とこんな風に短い文面から色々と1人妄想が膨らんだり回想したりして楽しかった。
ちなみに、
『カレーたぬきうどん』と言うのが立派に存在しとりまっせぇ。