3月2日寄り前・サウジ株急落から動揺 [ 2011-03-02 08:39 ]
NY株大幅安、金価格は最高値を更新
外資系注文は870万株の買い越しに
オハヨウございます
3月1日のNY市場は、原油価格の急騰を背景に不安心理が広がり、一転大幅安となっています。WTI原油はバレル当たり99ドルを抜き、終値では最近の高値を更新。材料としては、中東の騒乱がイランやサウジアラビアに波及するとの懸念が蒸し返されています。アルミ大手のアルコアを中心に、エネルギーを多く消費する金属株が全体の下げを主導しています。3指数の終値は、ダウ平均が168・32ドル安の1万2058・02ドル、S&P500が20・89ポイント安の1306・33、ナスダックが44・86ポイント安の2737・41でした。
金価格が上昇しています。引け後の時間外取引では1オンス=1433・40ドルと過去最高値を更新。サウジ株の急落などから、改めて北アフリカ・中東情勢に不安感が広がったことで、安全資産として金におカネをシフトさせる動きが活発化しています。銅価格も上昇。
為替はドル円が81円台後半、ユーロ円が112円台後半の推移。このところ、地政学リスクが高まると、なぜか安全資産として円が買われる傾向がありますが、幸いにも?昨夜はあまり円高が進んでいません。これは、この日の東京市場にとっては、朗報。
CME225円建ては1万600円(大証先物比▼150円)。これはやむを得ないですね。SQに向けた鞘当てが活発化する日本の先物市場ですが、今週に入って買い方の攻勢が目立つようになっています。外部環境の変化を受けて、先物筋がどういった動きを見せるかが、今日の注目点となります。個人的には、時間外のWTI価格や米株先物の動き次第では、寄り付き急落→その後急反転といった動きもありかな、などと思っていますが・・・。
これまでに届いている主なニュースは、カテゴリ「今日の材料」で詳細がご覧になれます。
朝のテレビニュースでは、米2月の自動車販売でトヨタ(7203) 、ホンダ(7267) など、日本の自動車メーカーの健闘が目立ったと伝えています。トヨタは4割以上の伸び。4割もの増加と聞くと「すごいな」と思いますが、考えてみれば、昨年2月は急発進問題でトヨタバッシングが繰り広げられていた時期。同月比較なら、この程度の変化率は当然といったところでしょうか。むろん悪い材料ではありませんが、株価に与える影響は限定的だと思います。
では、今日も頑張っていきましょう。
◎外資系注文は870万株の買い越し
売り1550万株
買い2420万株
差し引き870万株の買い越し。
金額ベースでも買い越し。
米国系証券、欧州系証券ともに買い越し。
売りは商社、硝子、情報通信、REITなど
買いは化学、証券、建設、食品、紙パなど
売り買い交錯は小売、自動車、電機、機械、銀行など