信用評価損益率が約8カ月半ぶりの水準まで改善、個人投資家の投資余力が上向いている
18日の東京株式市場は下げ基調で始まったものの、プラス転換した。前引けの日経平均株価は前日
比18.41円高の1万0521.27円と1万0500円台を回復した。続伸。TOPIX(東証
株価指数)も3日ぶりに反発した。朝方は前日の米国市場がキング牧師の誕生日で休みとなったため、
全般には手掛かり材料難となる中、売り先行となったが、売り一巡後は押し目買いが活発化し指数も
プラス圏に浮上した。
朝方は下支えとして意識されていた1月オプションSQ(特別清算指数)1万0470円を、寄り付
き段階であっさり割り込んだが、個別物色の色彩が濃い相場展開に株価指数を押し上げた。半導体関
連、鉄道関連、電池関連、橋梁関連、バイオ関連など相場材料・テーマが浮上している。信用評価損
益率が約8カ月半ぶりの水準まで改善して個人投資家の投資余力が上向いていることを指摘する向き
もある。一方で、国内機関投資家を中心に戻り売りが増える可能性も指摘されている。
寄り付きの外資系の注文状況は8日連続の買い越し。売り980万株に対し買い1170万株と差し
引き190万株の買い越し。金額ベースでは売り121億円に対し買い149億円と差し引き28億
円の買い越しだった。バスケット取引は売りなしに対して買いは約130億円。ヘッジファンドの買
いが継続した。