[澤部 潔先生の増田足コラム 11月26日号] | ブー子のブログ

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[澤部 潔先生の増田足コラム 11月26日号]


増田足は押し目買いを主張
アノマリーは「1年間で最もいい時期」に

 途中、北朝鮮による韓国攻撃という、アクシデントが発生しましたが、大台回復後の足取りとしては、ほぼイメージ通りの展開になっています。

 北朝鮮による蛮行が行われたのは日本が勤労感謝の日で休場だった23日。欧米の株価が大きく揺さぶられ、朝鮮半島から地政学的に近い東京市場の24日の反応が懸念されましたが、寄り付き急落の後、押し目買いから急速に値を戻し、引け値では大台を維持。結果的に、今回のアクシデントに伴う乱高下は、大台回復直後でひと呼吸入れたかった東京市場にとって、いい意味でのガス抜き作用をもたらしたのではないかと思います。

 増田足で見る日経平均のチャートにもまったく破綻は見られません。22日に戻り高値1万157円形成後の調整で、26日の増田3日足は7日ぶり、ブルーに転換しましたが、先読みはピンクのまま。また、週足のチャートは、13週足が26週足を下から突き抜けたことで、6色帯が「A」から「B」にステップアップし、上昇パターンがより盤石になっています。

 確かに、朝鮮半島情勢、欧州ソブリンリスク、国内では政治不信の高まりと、挙げれば、ネガティブな材料はいくらでも出てきますが、世界的なマネーフローから見た需給関係は極めて良好ですし、中国を中心とする新興国の経済にも陰りは見られません。アノマリー的にも、12月から1月にかけ、1年間で最も投資妙味の大きな時期に差し掛かります。ここは押したら買いのスタンスを堅持する場面と捉えていいのではないでしょうか。

 目先的には朝鮮半島情勢の行方とともに、感謝祭休暇から始まる米クリスマス商戦の行方が焦点になりそうです。感謝祭(11月の第4木曜日)翌日の金曜日、すべての小売店が黒字になることから命名された「ブラックフライデー」を起点に、ネットでの売り上げがピークを迎えることから命名された翌月曜日の「サイバーマンデー」まで4日間の売り上げが、年内のNY市場の動向を見るうえでの試金石になります。その数字が出てくるのが来週半ば。最近の指標を見ると、米個人消費には底打ちを窺わせるものが相次いでいますし、来週は、米国発で世界同時株高第2ラウンドがスタートする可能性が、決して小さくないと思っているのですが・・・。

 好調な米クリスマス商戦に賭けるなら、グーグルTV、PS3ムーブなど、話題の新製品を抱えるソニー(6758 東1 100株)を押し目買いで。株価は19日の2975円をピークにスピード調整に入り、増田3日足もブルーを3本引きましたが、26日は先読みがピンクに転換。押し目買いを入れるタイミングに差し掛かったように見えます。週足も絶妙。

 底値圏に位置する銘柄では富士通(6702 東1 1000株)が打診買いを入れていいゾーンに届いたようです。決算内容が期待通りでなかったことから、輸出ハイテク株底上げの動きに乗れずに推移していましたが、25日の下ヒゲ陽線で底打ちの気配。このところ連日の大商いとなっていますが、底値圏での出来高増加も株価底打ちの有力な「状況証拠」です。増田足は3日足の先読みが26日ピンク転換。ブルーが続いていた25日足にもピンク転換の可能性が膨らんでいます。