富士を眺める御坂山塊ハイキング | 写真小話

写真小話

私が撮影しながら散歩した備忘録的な記録

2023.11.03-04

関東の低山も紅葉の季節になってきたので、どこかちょっと長い山稜を歩いてみたくなった。

御坂山塊は今まで歩いたことが無くてちょうと良い長さなので、ちょっと行って見る事にした。

11月3日、未明のうちに早起きして混雑前の横浜線に乗り込む。

横浜線内はこれから、中央線沿いの山にハイキングに行く人や、自転車ツーリングの輪行の人がかなり乗っていて、ちょっとマズイ感じ。

八王子にて6時35分の松本行に乗り換えるのだけど、予感的中、ホームがすごい混雑しています。

紅葉時期の3連休だから仕方ないやね。

今回は、笹子から歩く予定なので八王子から笹子までずっと立ちっぱなしで向かいました。

笹子より先ずは国道を歩き出す。

笹子駅のホーム、笹子駅で下車する人はあまり居ませんでした。

R20を西へ1kmほど歩いてから、南へ清八峠を目指す。

やはり甲州街道沿いだからか、歴史的な民家が散見されます。

途中に東電の変電設備があるので、がらんとした空き地にススキが逆光で光っております。

こういうのって、なんか撮っちゃうんですよねー。

ちょうど、舗装路から未舗装路に切り替わる所の橋で紅葉が綺麗でした。

この橋の少し先の本格的な山道の入り口あたりを流れる小川から、水を4L汲み取り、清八峠への登りに突入する。

水4Lが一気に加わり、重荷にあえぎつつ登る。

ここのところ、11月だというのに暑い日が多く、本日も下界は夏日になるのだという。

そのせいか、重荷のせいか?けっこう汗だくになりながら登る。

ひょいっと稜線に飛び出すと、富士ちゃん見えてました、さすが御坂山塊!

しかし、たいした登りでもないんだけど、なんか堪えたなぁ。

御坂山塊は富士山の北側、富士五湖がある郡内と甲府のある国中とを分ける山塊、富士五湖へ注ぐ川は富士山からではなく、御坂山塊から供給されています。

まぁ富士山からも地下から供給されているかもだけど…

そんな地理的立地から、御坂山塊からは富士山と富士五湖の眺めが良い所が多いのが特徴。

三つ峠山だけは、現役時代に岩登りのトレーニングで散々登ったので、今は割愛し、清八峠からスタートです。

清八山を過ぎて、御坂トンネル上の峠を過ぎて御坂山のピークを越えると…

雑木林が美しい御坂山山頂を過ぎてすぐぐらいに、大きな木が登場。

他を圧倒する大きさの木が2本佇んでいました。

大きな木は、言ってみればただそれだけですが、なんだか癒されちゃいます。

御坂山を下って、御坂峠では

閉鎖した御坂茶屋がまだ建っておりました。

外見的には結構まだしっかりして見えますが、中は朽ちているようです。

結構外観がしっかりしているので、十年くらい前まで営業していたんじゃないか?と思い、ネットで調べてみたけど在りし日の記事は見つかりませんでした。

ちなみにここには御坂城というか、戦の砦があったようで、それっぽい遺構が見られます。

なんとなく堀っぽいと言うか、土塁っぽいというか…

本能寺の変の時に、北条氏が富士五湖側の郡内を攻め落とした後、国中を攻める足掛かりとして築いたようです。

その後、徳川家康に敗れて、廃城になったんだって、ふうん。

御坂峠を後にして、御坂山塊最高峰の黒岳の登りに差し掛かる。

本日は季節外れの暑さのせいか、なんだか妙にしんどく感じる。

黒岳到着。

山頂には展望がありません。

ちょっと河口湖方面に進めば、展望台があるのだけど、かったるくって、行く気になれず。

そのまま進みます。

 黒岳の隣の破風山を越えたあたりで 、まだ先 に進めそうだけど、しんどかったのでビバークする事にしました。

ツェルトを立ててコーヒー飲んで、メシを食って、ラジオを聴きながらウィスキーをチビチビ飲んで寝ました。

 

翌日、ツェルトの中で即席ラーメンを作って食し、
ツェルトをたたんで6時20分ごろ出発です。
今回は寝坊せずに普通に出発できたな。
雑木林の稜線をちょっと歩くと、朝日に照らされた富士ちゃんが絶景でした。
西湖とうっすら霞の富士ちゃん。
こちらの山は紅葉してます。
ビバークしたとこより、ちょいと下った所にある新道峠はFUJIYAMAなんちゃらテラスって名前になって整備された展望台になっていて観光地化されてました。
車で簡単に来れちゃうみたいで、カメラヲヤジの聖地なんだって。
なるほど納得の眺めだね、こりゃいいや。
素晴らしい眺め、近くのカメラマンも一仕事終わった感じで満足そうでした。
FUJIYAMAなんちゃらテラスはこんな感じ。
ついでにマムシグサの実も撮っときました。
新道峠から西に向かって稜線を進む。
本日も季節外れの暑さで汗が噴き出し喉が渇く~
随所に富士ちゃん絶景スポットが登場します。
 
大石峠ではススキと富士ちゃんの競演が見られました。
大石峠から節刀ヶ岳の登りに差し掛かります。
気持ちの良い、雑木林なのだけど、暑さと渇きであまり楽しめません。
小さなこぶ山をいくつも越えるのだけど、かったるくって嫌になってきた。
大した事ない登りなのだけど、体調が良くないのか、長く感じたな。
到着した節刀ヶ岳からの富士ちゃん。
節刀ヶ岳から鬼ヶ岳、鍵掛峠を通って王岳へ
時刻は昼を回って、富士ちゃん霞んできました。
王岳から先はもういいや、かったるいから西湖へ下る事にしました。
王岳からガン下りであっという間に西湖の根場に到着。
西湖に降りて、外国人の多さにびっくり!!
日本人観光客より多いんじゃないのマジで!
最近、例の疫病の前より外国人が増えた感じがするな、外国人観光客が増えたのは日本の魅力が素晴らしいからというより、ただ単に、安く行けるからなんじゃないかと思うようになりました。
安くて安全、おとなしい国民、オリエンタルな雰囲気って事でとりあえず行って見ようか的な…
物価は最近地味に上昇したけど給与とか昔からあんまり変わってじゃない。
新卒の初任給なんて自分の時と比べても、あんまり変わっていないし。
かつてジャパンマネーに物を言わせて、東南アジアとかに日本人がブイブイ旅行していた事の逆の現象が発生している感じで、悲しい気分。
ごちゃごちゃ混んでる日本の観光地より、あんたのお国方がもっとスゲーのあるでしょうに…と思ってしまう。
西湖からバスに乗って富士急電鉄の駅に向かうのだけど、これまたバスが外国人で混んでるのよ~。
でも、外国の人ってお国はどうであれ、日本人より大らかな感じで、変な同調圧力がない分、登山してきた小汚い身としては、日本人のみの時より居心地が良い。
富士急河口湖駅に到着したけど、こっちも異次元の混雑っぷりを見せてました。
俺の知ってる河口湖駅じゃねぇー
でも、これからこれがスタンダードになるのかな?
おしまい