草津白根~志賀高原~秋山郷 紅葉と山の暮らし その1 | 写真小話

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私が撮影しながら散歩した備忘録的な記録

2022.10.19

草津温泉から白根山へのワインディング道路を駆け上がると、すっかり葉を落としたナナカマドがあった。

山の上は紅葉を通り越して冬になろうとしている。

山頂部はうっすら雪をかぶってました、昨日は初冠雪だったのだそう。

寒いよ。

今回は草津白根から志賀高原経由で秋山郷へ紅葉を見にやってきた。

なんといっても、このルートで秋山郷へ行くと、秋山郷という所がいかに山深いかを思い知る。

まずは白根山を越えて、芳ヶ平の展望台で…

みんな撮るヤツです、私も撮りました。

何ていう植物か知らないけど綺麗です。

白根山をツルツルと下り、志賀高原の木戸池へ。

今日は良く晴れているけど、少々風があるので水鏡にイマイチなりません。

ところで、木戸池って一年を通して結構冷たそうだけど、かなりの数の鯉が泳いでおりました。

かつては湖畔のホテルで餌を売っていたみたいだけど、そういったもので食いつないでいるのだろうか…

木戸池の次は蓮池、まぁ道を走ってれば順番で登場します。

この画像に登場しているカメラマンは、もう、ず~~っつとそこら辺りに居ました。

散策路だから、もちろんそこを通って良いのだけど、周りのカメラおやじ共がそっちにレンズ向けてりゃ、なんとなく自分が入り込んでいるのが分かり手短に済ませて移動する人がほとんどなんだけど、その御仁だけはずっとそこに居て動かないので、やむなく主役になっていただきました。

まぁ仕方ないな。

しかしながら蓮池は良く紅葉しておりました。

一幅の絵画の様だとか近くにいたオッサンが言っていたけどその通りです。

ここは駐車場のすぐ横っちょだし、売店もあって、カジュアルな所です。

そして次は一沼。

志賀にくると、必ず木戸池と一沼に行く事にしているけど、自分でも何故なのか分からない。

まぁ紅葉しているのだけど、あれ? 一沼って何かあったっけ?

一沼から蓮池へ戻り、中野方面への道を分けると、人とか車がぐっと減って寂しい山道になります。

奥志賀のスキー場群を通り過ぎて、野沢温泉方面へ分け秋山郷方面へ進むと道幅の細く、舗装林道状態になり、さらにさらに寂しくなる…

道端の紅葉が逆光で綺麗です。

道中の峠状の地点より秋山郷方面の展望が開けた、ちょっと離れた所に見える岩山は大岩山で苗場山から続く山上台地の一角をなしています。

実は今回、苗場山に秋山郷から登ってみようと思っていたのですが、スケジュール的に無理だったので、ただの秋山郷散策になりました。

秋山郷に近づくにつれて標高も下がり、紅葉から緑葉へ季節が戻ります。

そして秋山郷の切明という所にある宿にて本日は終了。

つづく