阿鼻叫喚!カワサキにて飛行機を見る | 写真小話

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私が撮影しながら散歩した備忘録的な記録

2021.12.18

多摩川河口付近から見て羽田空港方面から満月が上がりそうなので、ちょっと行って見る。

川崎駅からバスで浮島に行けばよいけど、つまらないので、小島新田から歩いて浮島へ向かう事にした。

京急大師線終着駅、小島新田で下車し陸橋を通過。

すでに大工場地帯のオーラを感じるね!

産業道路よりアクアライン入り口に向かう、ひたすら真っすぐな道を進む、工場の引き込み線に貨物が走る!

歩道のすぐ脇なので結構な迫力です。

多摩運河に架かる橋に差し掛かると川崎の工場地帯が遠望できます。

草木一本生えず(そんなことはない)、鉄とコンクリート、パイプライン、煙の世界だけど、力強さを感じます。

24時間3交代でゴリゴリとブチ回る世界に安心感を覚えます。

川崎、鶴見界隈で生まれ育った身としては、こんな景色こそふるさとの風景なのです。

棚田とか茅葺屋根とかじゃありません。

里山の世界とかに憧れはあるけど、胎動する工場地帯をエネルギーにしてごちゃごちゃ人で溢れ返る世界こそ私の原風景といえるのです、そんな人間も少なからずいるでしょう?

 

浮島まで長いなぁー、川崎からバスに乗れば良かったかー

そんなこんなしてるうちに日が暮れてしまったよ、やべぇな月が上がっちゃうよ。

まぁ、しょうがないから歩く、疲れるから急がない!

浮島公園に着いた頃にはとっくに月が上がってました。

あーあ

カメラおやじ共が大砲構えて、もう一仕事終わった様子。

ちくしょう、でも、みんなに混ざってちょっとは撮るか。

ちなみに、ここを逆の立場で眺めると、こんな感じです。

ちっちゃい風車が3つ建ってるのがこの公園で、釣り場もあります。

ハゼぐらいしか釣れないけど、カレイも釣れます、基本シブイです。

 

おしまい