岩櫃山とか上・中越の山の中とかで原風景を考える? その2 | 写真小話

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私が撮影しながら散歩した備忘録的な記録

2021.11.3

昨日は新潟の六日町らへんで終了

本日は天気が悪いらしい。

三国川を遡って、しゃくなげ湖に到着した時には、晴れ間も見えたが、すぐに曇り、雨が降ってきた。

支流の五十沢川は大ゴルジュを擁し巻機山につきあげる峻渓だから、こっちもそれなりのものがあるかな?とちょっと期待。

紅葉はいい感じ、黄色だけどね、まぁ、山の紅葉って基本黄色だよね、その中に赤が混ざる感じ。

自然の山の中はカエデみたいに赤くなる木はそう多くない。

雨も降っていい感じ。

この小滝は晴れていると虹がでるらしい。

虹が出ている瞬間も見てみたいけど、次はあるかな?

でも、ここはマイナーなので、誰もいないのが良いところ。

で、三国川界隈を後にして、信濃川と魚野川に挟まれた、十日町界隈の棚田を訪ねる。

松代とか十日町あたりは棚田の宝庫で、〇〇の棚田ってのがたくさんあるけど、とくに名所になってない棚田もたくさんある。

先ず立ち寄ったのが、慶地の棚田、 展望台もあって観光しやすい棚田。

駐車場から、展望台までの道に良い雰囲気の二十三夜塔が佇む。

 いまとなっては全くひと気がない寂しい所だけど、かつてはそれなりの集落だったのかね?

二十三夜講の月待して、夜な夜な宴が繰り広げられていたのだろう。

庚申講の庚申待もそうだけど、いろいろな理由をつけて、夜な夜な宴を行う宗教行事が各地で繰り広げられていたんだね、実態は知らないけど、楽しそうだな。

今は受け継ぐ人もなく、朽ちるに任せるのみか…

佇まいから、往時が偲ばれる。

そして、場違いな程に整備された展望台にでる。

気持ちの良い芝の広場になっており、ベンチもある。

見下ろすと…

おおー良い感じの棚田だ、かつてはこの倍ほどの規模であったらしい。

人が減り、山の中で田圃やる人が減り、現在の状態になったとの事。

この景観を維持するのに必要なものはやはりお金だろうね。

でも、ここの駐車場含めて、何かお金を落としたくても使用する所が全くない。

広場にはちょうど小千谷や長岡ら辺の平野に住んでいるという10人くらいの団体ハイカーが来ていた。

そういえば、いつか日テレの「目がテン」で石川県の白米千枚田(超有名)の事を放送していて、その中で棚田で収穫されたコメがおいしい話をしていた事を思い出し、平地で作ったお米と棚田のお米とどちらが美味しいのか、ハイカーさんたちに聞いてみたら、平地のお米の方が美味しいとの事。

そうなのかー、平地の方が、水の温度とか日照とか、稲作に有利な気もするしなぁ…。

横浜にもかつてたくさんあった谷戸も小規模ながら棚田ではあるのだけど、水温と日照で不利だけど水利にすぐれていたため、収量は低いけれど田圃が築きやすい面があった、それと美味さは別だろうけど。

棚田について、水源かん養とか土壌保護とか言うけど、現代においては、景観的な価値が最も大きいんじゃないかな?

で、この景観を維持していくには、ここで収穫されたお米を、ここの生活を続けていくに十分な利益が得られる価格で販売する、または、私の様にやってくる観光客からしっかり見学料をとる事が必要だと思う。

例えばここのお米を1kg ¥2000くらいで売るとか、オーナー制度とか…

ここに来て、気分よく過ごすうちに、知らず知らずのうちにお金を使っちゃったっていうのが理想だけど。

 

慶地の棚田を後にして、もういっちょう棚田を見る。

こちらは外之沢の棚田展望台の入り口

こっちは場所が分かりにくいからなのか、だっれもいない。

寂しくさびれた感じ。

でも展望台には小さなヤグラとカメラ台があった。

これ、有名撮影地だったら、カメラオヤジどもがヤグラの奪い合いで掴み合いになったりするのだろうか。

ヤグラから見た棚田はこんな感じ。

まぁ、棚田だねぇ、見晴らしは良いので晴れていれば素晴らしいのだろうけど…

棚田の上部はすでに耕す人もなく放棄されていました。

松代の山の中をはしると、こんな感じの放棄された棚田が散見されます。

やっぱり、維持していくのは大変なんだろうね。

次の世代が受け継ぎたいと思えるほどの利益と魅力がないとなぁ。

ため池の紅葉。

外之沢を後にし、妙高方面へ向かってこの日は終了。

 

つづく