ピッシリ山、サロベツ原野、他 その2 | 写真小話

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私が撮影しながら散歩した備忘録的な記録

2021.10.8

8時半ごろ、のこのこ出発。

海岸方向にちょっと進むともうそこはサロベツ原野の一端である。

まっすぐな道、広がる原野、素晴らしい。

ひとまずサロベツ原生花園へ向かう。

泥炭採掘船(浚渫船)この船(というか装置)で高層湿原の泥炭を30年間にわたり採掘していたそうな。

採掘跡はサロベツ原野の16%におよぶそうな、採掘した泥炭は燃料や土壌改質に使用するらしい。

いまとなっては、自然破壊しやがってコノー!というより、時代だったねっていう思いが強いかな。

で、この時期のサロベツ原野は…

原っぱだよ、ひたすら原っぱだ、奥に利尻富士が見える。

素晴らしい、山に登る時もあり、ここから見えている利尻岳にも登った事があるのだけど実は山よりこういう荒涼とした何も無い景色が好きだったりする。

藪も深いと何も見えないけど、こんな感じで見渡せるといいね。

ほんとに素晴らし景色。

そして誰もいない…

広大な景色を堪能していると、取引先から電話が掛かってきたりする、しかも俺の担当じゃないヤツだったりして…知らんし…トホホ。

気をとり直し、レストハウスにてサロベツラーメンミルク味を食し、南側の幌延ビジターセンターへ移動。

長沼に浮かぶ雲…

日が差すとこんな感じ。

展望台からの眺め。

 

一通り、原野の景色を堪能したら、名残惜しいけど他に絡みようがないのでサロベツ原野を後にする。

次回ここに来る事があるだろうか?一生ないかもね、どこでもそうだけど…

関係ないけど、職場とかで退職する人がいる時、最後に「もう一生合わないかもしれないけど、どこへ行っても元気でね」と声をかける事にしています、だって実際ほんとうに二度と会わないから、会おうと努力しない限り。

こういった場所も一緒で、他にやる事山盛りなのに同じところにもう一度行って同じ思いをする事ってないかもね。

一期一会っていうけど、実際はどんどん流れて行く時間のなかで、出会って別れる瞬間は存外にあっさりしているもので、大事にしたいと思っても、あっという間に腕をすり抜けて感触やら思いすらもどんどん薄れて行ってしまう。

さらば、サロベツ原野、どうか変わらずにいてほしい。

 

サロベツ原野を後にして海岸線をひたすら南下する。

風力発電用の風車が林立する荒涼とした風景がずっと続く。

どこまでも広がる景色と吹き付ける風で、自分の存在がどこかに霧散してしまいそうだ。

そんな感覚がたまらなく良い。

 

でも足元見れば。

海洋プラスティック問題勃発

でもこの問題って大昔からあったよね、東京湾なんて45年くらい前にレジ袋が一般化した途端にプカプカ漂ってたし、ビンがペットボトル化した途端、やはり東京湾と周囲の川にプカプカドンブラコと…

今はだいぶマシになったけど、昔の海辺は釣りとかで遊びに来た人のゴミで凄かったからなー

釣り糸に絡まる海鳥なんか、写真報道されてるたびに、これってまずいよね、分解されるのかな?何とかなってるのかな?って思っていたら、やっぱり駄目だったみたい。

もうだいぶ海の中にあるんだろうね、プラスティック…

ストローを紙にしたところで今更感あるなけど、やらんより良いよな。

一般人にできることはとにかくゴミをその辺に一切捨てない事に尽きるかな。

 

そうこうしているうちに日が暮れて、

ちょいゴミの浜に日は暮れる。

つづく