再び若冲 そして 岡本太郎 | あるBookwormのつれづれ生活

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いよいよこの展覧会も次の土日でプライスコレクションが終了なので2週連続で東京国立博物館の若冲展に。


終了が近づいているからか、先週より来場者の人数が多く見るのが大変で一作品を

鑑賞するのに時間がかかり思ったよりおかげで全部の作品を見るのに時間を費やしてしまった。


前回は午前、そして今回は午後だったので、もしかすると見に行く時間帯の違いかもしれない。


北斎展ほどではないけれど、注目度が高いことが来場者数と雰囲気から伺える。


今一大ブーム?の若冲に関しては現在、三の丸尚蔵館第40回展で出ているので終る前に見に行かなければならない。


http://www.kunaicho.go.jp/11/d11-05-06.html


↓伊藤若冲(1716~1800)の代表作「動植綵絵」30幅が三の丸尚蔵館にはあり、今回の展覧会で出展されているからだ。

狩野 博幸
目をみはる伊藤若冲の『動植綵絵』

↓前回訪問時に購入した本は今回行く前に熟読。

今日、鑑賞するのにその読んだ感想がはいったような気も・・・・。

佐藤 康宏
もっと知りたい伊藤若冲―生涯と作品

今回は、平成館(プライスコレクション)、本館(日本ギャラリー)、東洋館(アジアギャラリー)を

ぶらぶら見ていて感じたのは、常設展を見る人少なすぎないでしょうか?ということ。


常設展でも、いい作品があるのに、やはり特別展の印象が大きいからか、いや、特別展で

おなかいっぱいになるからか常設展(本館&東洋館)はゆったり静かに見れた。


・・・・・・・・・・こういうことがやはり10月から入館料があがる一因だろうか(確か100円UP)?


平成館1階には考古学をテーマにした作品が並んでいて、縄文時代のコーナーに「太陽の塔」と同じ顔を発見。


思わず、青山の岡本太郎記念館で購入した「太陽の塔」キーホルダーを取り出し並べる。


そっくり。


やはり、岡本太郎が縄文時代に注目していたのが伺える気がした瞬間。



↓太陽の塔が表紙の本を並べてみた。立ち読みで読んだけれどなかなか面白い本。

岡本 太郎
太郎に訊け!―岡本太郎流爆発人生相談
岡本 太郎
太郎に訊け!〈2〉―岡本太郎流熱血人生相談
岡本 太郎
太郎に訊け!〈3〉岡本太郎流激突人生相談

東洋館にはエジプトのミイラも飾っており、何でもありの東京国立という印象。


法隆寺館も重文乱発というように、ものそごい数の重文の仏像があり、ものすごくおごぞかで

不気味な雰囲気が漂っている。


いや・・・・不気味ではなく荘厳か?でも、1人であそこに取り残されると怖くなる気がする。


同じ国立博物館でも京都と奈良とはえらく違う。


本物のミイラは夢にでそうな感じのオーラ全開でした。


彼もこんな極東の地で陳列されるとは想像していなかっただろう。


まだまだ暑い日々が続くけれど、もうすぐ「ダリ展」も始まり、いよいよ芸術の秋到来。