東京国立博物館に若冲を見に行こう! | あるBookwormのつれづれ生活

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まもなく終ってしまう東京国立博物館開催の若冲展。


プライスコレクション 「若冲と江戸絵画」展 平成館 2006年7月4日(火)~8月27日(日)


http://www.tnm.jp/jp/servlet/Con?pageId=A01&processId=02&event_id=3119


若冲を初めて知ったのは、水墨画を習っていた頃に目に付いた展覧会に

かたっぱしからいっていた時。


なんて変った、カッコいい日本画を描く人なんだという印象。


水墨画は書道と違って結局は続かず・・・・本当に短い期間で終ってしまった習い事。


結局、一年ちょっとしかやらなかったので、展覧会をどうにかこうにか二回出したというお粗末ぶり。


続かなかった原因はやはり色々あり、学生時代で勉強も忙しくなりバイトを減らすことになり

お金も厳しかったこと、「○○会」というものに私がなじまなかったこと。


書道は師匠につくというような形では続けておらず、大学になってからは結局習うこともなく

自分で臨書をしていたので気ままになっていたのかも。


今では遠い日の思い出。


筆を全く握らなくなってどれくらいたったのだろう?今では家が汚れるという家族の反対で書道すら再開のめどたたず・・・。


確かに実家の床は汚れてしまっていて、キーコラ思い出せばいわれていたような・・・。




狩野 博幸
目をみはる伊藤若冲の『動植綵絵』
京都国立博物館, 伊藤 若冲, 狩野 博幸
伊藤若冲大全
小林 忠
伊藤若冲

↓今回東京国立博物館で買った一冊でなかなか入門書としてはとっつきやすいのでは?

ここに今回来ている象の桝目の絵についての批評あり。


書かれていることは納得することもあるのだけれど、なにぶん桝目のほかの作品をみていないので

ぜひ見に行きたいと思う。

佐藤 康宏
もっと知りたい伊藤若冲―生涯と作品

鶴のシリーズの絵もデフォルメが面白いので笑える、楽しめる。


私は思わず今回の国立博物館の展覧会で笑ってしまった。


画家というのはきっとその道が好きだから画家になっていると思うのだけれど、若冲の絵をみるとこの人は本当に

絵を描くことが好きなんだろうなとふと考える。


なんだかそういう気分にさせる絵、


北斎の絵を見て感じるのと共通した思い。


自分にも何か芸術的なことができるといいなあとないものねだり。