「マインドフルな毎日へと導く108つの小話」 第38話 二本指のスマイル | 日々是本日

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アジャン・ブラム「マインドフルな毎日へと導く108つの小話」

第38話 二本指のスマイル

 

 

昔、瞑想の先生から受けたアドバイスの話である。

 

---あらすじ---

著者は昔、瞑想の先生から、

朝起きたらまず鏡を見て自分自身に笑いましょうというアドバイスを受けた。

朝はひどい気分の時が多かった著者は、笑うのは無理だと言った。

先生の答えは、

自然に笑えなければ人差し指で口の端を持ち上げればいいというものだった。

実践し続けた結果、

周りの人からは良く笑うようになったと言われるようになったそうである。

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笑いは健康に良いと、よく言われている。

 

この話を取り上げたのは、最近の笑いと健康に関する研究では、

この笑いは自然なものでなくても効果があると言われているのを知って、

驚いたからである。

 

とにかく人差し指で口の端を持ち上げればいいのであれば、

実践するかしないかはもうやる気の問題である。

 

著者はこうして笑うこともまた、2枚の不揃いなレンガではなく、

998枚の良いレンガに焦点を当てることに役立つと言っている。

 

マインドフルな心は、笑うのをためらわない。