フランセス・アッシュクロフト 「人間はどこまで耐えられるのか」 河出文庫 2008 | 日々是本日

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フランセス・アッシュクロフト 「人間はどこまで耐えられるのか」は、
いろいろな観点から人間の限界について書かれている科学読み物である。

著者は生理学の教授であるが、キリマンジャロ登頂やスキューバダイビングなど、
自身でも数々の冒険をしているそうである。

▼文庫版(河出文庫2008)
 

 

章立ては以下の通りである。

 第1章 どのくらい高く登れるのか
 第2章 どのくらい深く潜れるのか
 第3章 どのくらいの暑さに耐えられるのか
 第4章 どのくらいの寒さに耐えられるのか
 第5章 どのくらい速く走れるのか
 第6章 宇宙では生きていけるのか
 第7章 生命はどこまで耐えられるのか

極限の環境では人間の体はどうなるのかが、
興味深く語られる。

登山やスキューバダイビングといった冒険だけでなく、
宇宙では人間の体はどうなるのか、
冷凍睡眠は可能なのかといったトピックもなかなか面白い。

各章のトピック詳細についはこちらの【リスト】を参照。


こんなサイトもあったので、ご参考まで。

「人間の限界」人間はどこまで耐えられるのか?(NAVERまとめ)
 

▼単行本(河出書房新社2002)はこちら