一〇三歳になってわかったこと 第三章 成蹊 | 日々是本日

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bookudakoji の本ブログ

 

 

篠田さんは、「川」という字を無数の線で、

時には一本の線で表現したいと言う。

 

確かに、見方によっては川は一本の道のようでもある。

 

こうした自由さが、自分の道を作ってきたと言う。

 

「自分の心が

 自分の道を作る。」(p99)

 

思い出した言葉がある。

 

「僕の前に道はない僕の後ろに道は出来る」(高村光太郎「道程」より)

 

僕の前に道はないのだが、僕の後ろに道ができるためには、

僕は歩かなくてはならない。

 

僕には自分の心が作る道があるということに違いない。